マイクロアドのIPO評価と初値予想です。
マイクロアドの上場日は6/29(水)で、IPOの申し込みは6/13(月)からスタートします。
マイクロアドの概要
マイクロアドはサーバーエージェントの完全子会社として2007年に設立された企業であり、データソリューションサービスやコンサルティング、デジタルサイネージサービス等のデータプラットフォーム事業を展開しています。
マイクロアドのビジネスモデル
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主力のデータソリューションサービスでは、購買消費行動を分析するデータプラットフォーム「UNIVERSE DATA PLATFORM」や、そのデータを活用して消費者に広告を配信する広告プラットフォーム「UNIVERSE Ads」を展開しています。
また、国内コンサルティングサービスでは、メディア企業向けの広告収益最大化サービス「MicroAd COMPASS」や、企業の総合的なマーケティング課題の解決を行う「マーケティングコンサルティング」を手掛けています。
海外コンサルティングサービスでは、中国・台湾・ベトナムの海外子会社が現地企業や進出済日系企業に対し、現地でのプロモーション施策の立案、広告枠の買い付けや運用、広告クリエーティブの制作などのサービスを提供しています。
デジタルサイネージサービスでは、屋外広告や交通広告のデジタル化の促進と、インターネットを通じたネットワーク化による一元的な広告配信サービスとして「MONOLITHS(モノリス)」を提供しています。
事業系統図
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⇒ マイクロアドのサービス(HP)
⇒ マイクロアドの目論見書
マイクロアドの業績推移
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マイクロアドIPOの評価
マイクロアドのサービス別販売実績は以下の通りで、利益率の高い「データプロテクト」のビジネスモデルに属するデジタルソリューションサービスの「UNIVERSE」に注力しています。
データプロダクトの連結売上総利益シェア推移
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マイクロアドの公開規模は想定価格ベースで約36.7億円となり、一部は欧州及びアジア等の海外(米国およびカナダを除く)にも販売されます。
VC(ベンチャーキャピタル)の保有はなく、上位株主には上場後180日・90日のロックアップが掛かっており、価格による解除条項はありません。なお、今回の上場でサーバーエージェントの保有比率は半数以下となり、子会社からは外れる予定です。
上場時に売却可能な既存株は、従業員持株会を除いて14.28万株が残ります。
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マイクロアドの公開規模はソコソコありますが、上場日の6/29(水)はIPOラッシュの終盤であり、同社の単独上場となります。
マイクロアドは人気の業態で足元の業績も好調であることから、現時点での個人的評価は「C」とし、堅調な初値が期待できるとみています。
マイクロアドIPOの取扱い証券
主幹事証券 | SBI証券 |
幹事証券 | 大和証券 楽天証券 マネックス証券 松井証券 岩井コスモ証券 東海東京証券 アイザワ証券 極東証券 丸三証券 水戸証券 むさし証券 SBIネオモバイル証券(委託) SBIネオトレード証券(委託取扱い決定!) DMM株(委託?) |
今回はIPOチャレンジポイントによる当選ラインよりも当選株数が気になりますね。今回も100株配分になるのでしょうか。。
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マイクロアドIPOの初値予想
現時点での初値予想は1,880円とします。
※想定価格= 1,380円:仮条件決定前
6/9(木)の仮条件決定後、ブック開始日を目途に改めて初値予想をアップします
↓皆さんの初値予想は?↓
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