unerry(ウネリー)のIPO評価と初値予想です。
unerry(ウネリー)の上場日は7月28日(木)で、IPOの申し込みは7/12(火)からスタートします。
⇒ unerry(ウネリー)IPOの上場承認とIPO基礎情報
unerry(ウネリー)の事業概要
unerry(ウネリー)は、リアル行動ビッグデータとAI解析を活用して施策実施を実現するプラットフォーム「Beacon Bank」を運営しており、小売り・メーカー・自治体等に対し「分析・可視化」「行動変容」「One to One」の3つのサービスを提供しています。
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3つのサービスの概要
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「Beacon Bank」では1.1億IDのGPSデータ・ビーコンデータで屋外と屋内の行動を把握し、月間300億件以上のログ、210万個のビーコン反応により、地上・屋内・地価の人流も捉えられる網羅的な人流データを得ることができます。
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unerry(ウネリー)は幅広い大手企業との業務提携/連携や提供サービスの多様化を図り、「顧客数増加」と「顧客単価向上」による継続的な売上成長を実現しています。
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unerry(ウネリー)の「分析・可視化」「行動変容」「One to One」の3つのサービスはいずれもリカーリング性の高い安定収益となっています。
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⇒ unerry(ウネリー)のサービス(HP)
⇒ unerry(ウネリー)の目論見書
unerry(ウネリー)の業績推移
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unerry(ウネリー)IPOの評価
unerry(ウネリー)のサービス別売上推移と主な販売先は以下の通りです。
サービス別売上推移
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主な販売先
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unerry(ウネリー)の公開規模は想定価格ベースで約6.3億円となり、VC(ベンチャーキャピタル)は4社で43.16万株が残ります。
上位株主には上場後180日・90日のロックアップが掛かっており、VC保有の43.16万株に関しては、公開価格の1.5倍以上でロックアップが解除されます。
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上場日の7/28(木)はHOUSEIと同日の上場となり、空白期間明けのタイミングで共に小型のIPOとなります。
人気業態&コロナ後の需要増も期待できる小型IPOという事で、普通なら余裕で買いを集めそうですが、ロックアップ解除の1.5倍ラインには公開株数の約8割のVC玉が控えています。
また、リカーリング性の高い収益モデルながら大口顧客の継続率は低そうであり、2022年6月期は大幅な増収で一気に黒転する見込みとなってますが、事業規模もまだ小さい中、次期(既に今期)の業績は非開示となっています。
グロース株が弱い中で個人頼みの小型IPOがどこまで伸びるか読み難いところであり、現時点での個人的評価は「B」としておきます。
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unerry(ウネリー)IPOの取扱い証券
主幹事証券 | SMBC日興証券 |
幹事証券 | SBI証券 みずほ証券 いちよし証券 楽天証券 岩井コスモ証券 松井証券 極東証券 マネックス証券 丸三証券 DMM株(委託?) |
↓IPO取扱い最多級のSMBC日興証券↓
unerry(ウネリー)IPOの初値予想
現時点での初値予想は2,000円とします。
※想定価格= 1,170円:仮条件決定前
7/11(月)の仮条件決定後、ブック開始日を目途に改めて初値予想をアップします
↓皆さんの初値予想は?↓
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