INTLOOPのIPOは、公募価格の3,500円を350円下回る3,150円の初値となりました(10.0%の下落)。
本日は安倍元総理が銃撃されるというショッキングな事件が起き、ただただ驚くばかりでした……。
INTLOOPのIPO初値決定前の気配推移
INTLOOP朝方から弱い気配で、9時には約23万株の売り越しでスタートしました。
初値決定前の気配推移
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シンジケートカバー玉の動向
注目していたシンジケートカバー玉(最大で17.62万株)は、8時40分の時点で引受価格の3,220円に5万株確認できました。
8時40分時点
その後8時43分には2万株?が追加されて計7万株(推測)となったようです。(件数が3件あるため8万株ではない?)
8時43分時点
8時45分にはシンジケートカバー玉のほぼ全玉17.62万株が投入されたと思われ、初値合致点は引受価格の3,220円まで上がりました。
しかしながら、徐々に売りが膨らんで、9時前の初値合致点は引受価格を下回る3,200円となっていました。
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INTLOOPの初値結果と日中の株価推移
INTLOOPは9時15分に3,150円で初値を付けており、初値形成時の出来高は35.81万株で、売買代金は約11.3億円でした。
初値形成後も徐々に売り込まれてしまい、その後一時は節目の3,000円を回復する場面もありましたが、後場には安倍元総理銃撃のニュースもあってか、大きく下落してスタートしました。
さらに13時30分頃からは見切り売りも出始め、最後は安値の2,705円で引けています。
INTLOOPの最終的な出来高は、公開株数の1,351,200株に対して1,309,000株、売買金額は約39.56億円で、VWAPは約@3,022.5円でした。
初値結果やその後の動きは残念ですが、とりあえず東海東京証券でも9時前の段階でシンジケートカバー玉の投入が確認できたのは良かったです。
今後の株価は?
ここまで売られるともう安い水準に見えますが、シンジケートカバーの玉も使い果たしており、現時点では当選組もセカンダリー組もホルダー全員が含み損の状態なので、しばらくは需給面で厳しそうな印象です。
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