昨日はLINE(ライン)で障害が発生しニュースになっていましたが、先週末には再びLINE株の上場観測のニュースが流れました。
今回改めてLINEのIPO(新規上場)のニュースが報じられると、週明けの東京市場ではLINE関連銘柄としてアドウエイズ(2489)やメディア工房(3815)、エムアップ(3661)等が乱高下する一幕も…。
それだけ影響力のあるIPOという事ですね^^
LINE上場のニュースまとめ
今回はロイター傘下のIFRが具体的な内容を織り交ぜて報じたため、また一気に盛り上がった格好です。今回報道された内容の要点は、
■LINEの上場時期は2016年の夏前頃
■資金調達額は最大30億ドル
■NYと東京市場でIPO(新規株式公開)を計画
※ニューヨーク証券取引所かナスダックかは不明
■主幹事は米モルガン・スタンレー、ゴールドマン・サックス、JPモルガン、野村證券
ただ、LINE広報部は「上場は選択肢の一つであり、現時点では何も決まっていない。上場の有無やタイミング等については、マーケットや業績の動向を見極めた上で決定する」とコメントしており、結局は憶測の段階で、何も決まっていないのが現状です。
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LINEのIPO評価
公開価格も何も決まっていので、まだ何とも言えませんが、日本ではもはや「インフラ」と言って良いほど普及しているLINEのアプリ。ただし、海外での評価はイマイチとの話もあり、特に今回はニューヨークと東京で同時上場という事で、より一層判断が難しくなりそうです。
しかしながら、もし資金調達が報道通りの最大30億ドルとすれば、日本円にして約3,400億円。もちろんIPOとしては超大型の部類ですが、WIN太郎が思っていたほどではありませんでした。
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ちなみに、昨年の日本郵政3グループでは、日本郵政=6,930億円、ゆうちょ銀行=5,980億円、かんぽ生命保険=1,450億円であり、3社合計で1兆4,360億円の超大型IPOとなりました。
日本郵政グループ3社のような超大型案件でも結果的には結構な競争倍率となり、上場日には買いが殺到して初値が高騰したことを考えれば、LINEの3,400億など小さく見えます。しかも、NYと東京で半分ずつだとすれば東京で1,700億円。これだけ話題性のあるIPOであれば簡単に裁けそうであり、結果的に争奪戦になりそうな気がます。
もちろん、上場前に決定される仮条件の価格次第ではありますが、WIN太郎は十分妙味のあるIPOだと思っており、LINE上場の正式発表を心待ちにしています。
日本で過去最大のIPOは1987年のNTTで約2.2兆円、次に1989年のNTTドコモで約2.1兆円です。他にも1993年のJR東日本で9,500億円、1994年のJTで5,700億円、2010年の第一生命で7,100億円(一般公開分)、2012年のJAL(日本航空)で6,600億円です。
LINEのIPOに向けて今するべき事
LINEの上場はいつ発表されても不思議ではない状況です。となれば、LINEのIPOが発表される前に、準備出来ることはしておきましょう。
ここで動くか動かないかで、将来得られるIPO投資での利益額が変わってきます!
まずは、今やれる事(保有していない証券口座の開設や資金繰りのイメージ等)は、しっかりやっておきましょう。一つでも多くの当選を目指すなら口座数が勝負です!
IPO初心者はここが一歩抜きん出るポイントですよ!
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