サイフューズの初値予想とIPO参加スタンスです。
サイフューズは九州大学発の再生医療ベンチャーで、独自のバイオ3Dプリンタ技術で再生医療等製品の開発・製造・販売を手掛けています。
サイフューズに対する事前評価はそれなりで、ブックビルディングは11/15(火)から11/21(月)となってます。
サイフューズIPOの仮条件
1,470円~1,620円
サイフューズの仮条件は、想定仮条件価格1,470円~2,020円(平均@1,745円)の下限を基準にしてやや弱めに設定されました。上限価格で計算した今期PERは赤字のため算出できず、吸収規模は約28.5億円となります。
⇒ サイフューズIPOの評価とIPO初値予想
⇒ サイフューズIPOの上場承認とIPO基礎情報
サイフューズIPOの参加スタンス
SBI証券 | 参加 |
岡三証券 | 検討中 |
SMBC日興証券 | 検討中 |
三菱UFJMS証券 | 検討中 |
楽天証券 | 検討中 |
アイザワ証券 | 検討中 |
東洋証券 | ネット参加不可 |
松井証券 | 検討中 |
水戸証券 | 口座なし |
SBIネオトレード証券 | 検討中 |
岡三オンライン | 検討中 |
auカブコム証券 | 検討中 |
DMM株 | 見送り |
現時点ではまだ検討中です。
↓IPO投資で必須のSBI証券↓
サイフューズIPOの評価ポイント
サイフューズの仮条件は、想定仮条件価格の中心値(@1,745円)から約15.8%~約7.2%下振れました。
サイフューズの2022年12月期の業績は、売上高が約48.2%減で再び営業赤字になる見込みです。
サイフューズの公開規模は仮条件の上限価格で約28.5億円となり、欧州及びアジアを中心とする海外(米国やカナダを除く)にも販売される予定です。
また、共同研究先のPHC株式会社に3.0億円(20.4万株)、資本業務提携先の福岡地所に1.3億円(8.84万株)、従業員持ち株会に0.1億円(0.68万株)を上限として、親引けで販売する予定です。
上位株主には上場後180日・90日のロックアップが掛かっていますが、VCが保有する計184.48万株に関しては公開価格の1.5倍(想定で2,430円)以上でロックアップが解除されるほか、上場時に売却可能な既存株が24.9万株、新株予約権が15.1万株あるようです。
IPOの申し込みは前受金不要です!
⇒ フル板が最強!
サイフューズの仮条件は若干下振れましたが、当初の想定仮条件のレンジが広過ぎた部分もあるので、個人的にはさほどマイナスの印象は受けませんでした。
とは言え、当然ながらプラスの要素がある訳ではないため、今回の仮条件から前向きな判断を下すのは難しいところです。
もともと個人的にはよくわからない案件なので、予想会社の見立てと仮条件や地合いで判断するつもりでしたが、仮条件を見る限りでは見送りが無難かもしれません。
前受金不要の岡三オンライン!IPO取り扱い急増!
同じバイオ関連ではティムスのIPOに200株当選しており、ティムスと比べると単価が高い分だけ割れた場合の損失額も大きくなるため、安易に参加するのもちょっと気が引けます。
非常に夢のある再生医療なので引かれる部分はありますが、予想会社も展開の読みにくい案件としており、個人的にも決めあぐねています。
サイフューズIPOの初値予想
1,720円
サイフューズの初値予想は、公開価格を1,620円として+100円となる1,720円とします。
予想会社の現時点での初値目途は、1,600円~1,780円となっているようです。
↓皆さんの初値予想は?↓
IPO新規公開株ブログランキング
↓IPO取扱い最多級のSMBC日興証券↓
コメントフォーム