スマートドライブのIPO評価と初値予想です。
スマートドライブの上場日は12/15(木)で、IPOの申し込みは11/30(水)からスタートします。
スマートドライブの事業概要
スマートドライブは、、モビリティデータ(GPSデータ・加速度センサーデータ等)を活用し、顧客企業の業務効率化や高付加価値化、新規サービスの創出等に貢献するサービスを提供しています。
国内フリートオペレーター(FO)事業では、法人向けクラウド型車両管理サービス「SmartDrive Fleet」などを提供しており、オプションでデータ分析結果のレポートや管理用ダッシュボードを提供しています。
国内アセットオーナー(AO)事業では、上記各種サービスをパッケージ化し、リース会社や自動車メーカー、保険会社等のアセットオーナー企業を主とするパートナー企業向けにOEM提供しています。
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また、海外モビリティーDX事業として、マレーシアにおいて現地企業や海外展開する日系企業向けに、上記のクラウド車両管理等のサービスを提供しています。
スマートドライブの事業構成
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スマートドライブの業績推移
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スマートドライブIPOの評価
事業別売上高構成比は、国内FO事業67.4%、国内AO事業32.5%、海外モビリティーDX事業0.1%となっており、主な販売先はスズキ、出光興産、住友三井オートサービスとなってます。
スマートドライブの公開規模は想定価格ベースで約21.1億円となり、一部は欧州及びアジアを中心とする海外(米国やカナダを除く)にも販売される予定です。
上位株主には上場後180日・90日のロックアップが掛かっていますが、VC7社の残約105.3万株に関しては、公開価格の1.5倍以上でロックアップが解除されます。
スマートドライブの業績は年々拡大しているので勢いは感じるとことですが、利益面では今期(2023年9月期)も赤字が続くようです。
モビリティデータの活用という事で今後も成長が期待される事業ですが、競合も多そうな中でまだ黒字が見越せてないのは気掛かりであり、とりあえずは仮条件が気になるところです。
当日はAnyMind Groupと同時上場で過密日程でもあることから、現時点での個人的評価は「D+」としておきます。
スマートドライブIPOの取扱い証券
主幹事証券 | SMBC日興証券 |
幹事証券 | SBI証券 松井証券 みずほ証券 三菱UFJMS証券 楽天証券 auカブコム証券(委託取扱い決定!) DMM株(委託?) |
↓IPO取扱い最多級のSMBC日興証券↓
スマートドライブのIPO初値予想
現時点での初値予想は1,350円とします。
※想定価格= 1,260円:仮条件決定前
11/29(火)の仮条件決定後、ブック開始日を目途に改めて初値予想をアップします
↓皆さんの初値予想は?↓
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