アップコンがIPO(新規上場)が承認されました。
アップコンの上場日は12/26(月)で、上場市場は名古屋証券取引所ネクスト市場となります。
主幹事はJトラストグローバル証券(旧エイチ・エス証券)で、IPOの申し込み期間(BB期間)は12/8(木)~12/14(水)となってます。
アップコンは2021年7月にプロ向けの市場の東京証券取引所TOKYO PRO Marketに上場していた企業で、今回はTOKYO PRO Marketの上場を廃して名古屋証券取引所の新興市場向け市場のネクスト市場に市場を変更して上場します。
※東証のTOKYO PRO Marketは今回の上場日である12/25日の前日に上場廃止となる予定です。
アップコンの各種経営指標
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今期の通期業績予想(11/15付け)
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アップコンIPOの基礎情報
証券コード | 5075 |
社名 | アップコン株式会社 |
業種 | 建設業 |
事業内容 | 土木工事業 |
上場日 | 12/26(月) |
上場市場 | 名証ネクスト |
公募株数 | 100,000株 |
売出株数 | |
OA | |
想定発行価格 | 1,280円 |
仮条件 | 12/6(火)に決定 |
最低必要金額 | 12.8万円(想定価格で計算) |
吸収金額 | 3.2億円(想定価格で計算) |
時価総額 | 17.9億円(想定価格で計算) |
BB期間 | 12/8~12/14 |
公募価格決定日 | 12/15 |
主幹事証券 | Jトラストグローバル証券 |
幹事証券 | 岡三証券 SBI証券 東海東京証券 楽天証券 マネックス証券 水戸証券 岡三オンライン(委託取扱い決定!) DMM株(委託?) |
岡三オンラインでの委託取扱いも期待できそうです。
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アップコンは2003年に設立された企業で、工場・倉庫・店舗や、一般住宅の建物において、地盤の不同沈下を原因として生じたコンクリート床の沈下・傾き・段差・空隙を修正する施工を主力事業としています。
同社独自の「アップコン工法」は完全ノンフロンのウレタン樹脂、及び小型機械を用いた工法で、その技術を応用し、道路や空港に生じた段差の修正や空隙充填などの公共事業も手掛けています。
東証TOKYO PRO Market上場時の社長インタビュー
アップコンの公開規模は想定価格ベースで約3.2億円 ⇒ 約2.9億円となり、VC(ベンチャーキャピタル)の保有はありません。
筆頭株主は代表取締役社長の松藤展和氏で総株数の約66.4%を保有しており、第2位は同氏の資産管理会社と思われる企業で約12.85%、第3-5位はそれぞれ約4.62%で代表の親族が保有しています。
既存株主には上場後180日のロックアップが掛かると同時に、今回の上場日までTOKYO PRO Market市場での売買も行われません
アップコンは余計な売り圧力のない小型のIPOですが、流動性に不安のある地方上場のIPOであり、事業的にも地味な印象です。
事業規模が小さいためか業績的にもムラが見られますが、それでも黒字をキープしながら今期は増収増益の見込みとなっています。
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ちなみに、TOKYO PRO Marketでは2021年7月の上場時に@975円で1,200株、2021年11月に同じく@975円で5,800株の売買実績があっのみです。
パッと見ではそれなりの印象ですが、地方市場の地味なIPOにどれだけの買い需要があるか読み難いところであり、幹事団に大手証券が入っていないのも気になるところです。
また、12/16(金)はダイワ通信(7116)やアルファパーチェス(7115)と3社同時上場で埋もれてしまう可能性もあるため、まずは予想会社の評価を待ちたいと思います。
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