サンクゼールのIPO評価と初値予想です。
サンクゼールの上場日は12/21(水)で、IPOの申し込みは12/6(火)からスタートします。
サンクゼールの事業概要
サンクゼールは、全国各地の優れた逸品を探し出し、様々な販売チャネルを通じて販売していくSPA(商品の企画・製造・販売までを行う小売業)事業を展開しています。
商品ブランドはジャム、パスタソースなどの商品を取り扱う「サンクゼール」、日本全国の食材を取り扱う「久世福商店」、米国を中心にグローバル展開する「Kuze Fuku & Sons」の3つを持ち、店舗(直営、FC)・ホールセール・EC・グローバルの複数の販売チャネルを通して販売しています。
販売の主力となる店舗は、「サンクゼール」と「久世福商店」の屋号で日本全国に155店舗(直営54店舗:FC101店舗)あります(で2022年10月末現在)
サンクゼールの出店戦略
※クリックで拡大します
その他、ホールセール・EC・グローバルの概要は以下の通りです。
サンクゼールの業績推移
※クリックで拡大します
サンクゼールIPOの評価
各販売チャネル別ではホールセールやFCでの販売が伸びており、主な販売先は米コストコホールセールとなっています。
※クリックで拡大します
サンクゼールの公開規模は想定価格ベースで約46.5億円となり、一部は欧州及びアジアを中心とする海外(米国やカナダを除く)にも販売されます。
既存株主には上場後180日のロックアップが掛かっており、価格による解除条項はありませんが、新株予約権でロックアップ対象外の玉は約12万株あるようです。
前受金不要でIPO抽選に参加できます
サンクゼールの業績は前期から大きく伸びており、これはコロナによる特需や新規出店の効果のようですが、今期は原材料費の高騰で利益は伸び悩む見込みのようです。
個人的にはIPOとしてやや地味なイメージがある上に、12/21(水)はIPOラッシュの真っただ中で3社同時上場でもあり、海外への販売があるとは言え、公開規模は3社の中で最も大きくなってます。
上場日の朝に株主優待の発表でもあればサプライズですが、現状では積極的に買いに向かう層は限られそうな印象のため、現時点での個人的評価は「D」としておきます。
サンクゼールIPOの取扱い証券
主幹事証券 | SMBC日興証券 |
幹事証券 | 野村證券 SBI証券 みずほ証券 岡三証券 八十二証券 松井証券 楽天証券 岡三オンライン(委託取扱い決定!) DMM株(委託?) |
↓IPO取扱い最多級のSMBC日興証券↓
サンクゼールIPOの初値予想
現時点での初値予想は公募価格近辺とします。
※想定価格= 1,550円:仮条件決定前
12/5(月)の仮条件決定後、ブック開始日を目途に改めて初値予想をアップします
↓皆さんの初値予想は?↓
IPO新規公開株ブログランキング
前受金不要の岡三オンライン!IPO取り扱い急増!
コメントフォーム