-上場中止となりました-
(4/3追記)
トライアルホールディングスより新規上場の中止(延期)が発表されました。IPOの中止は今年3社目となります。
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中止(延期)理由は、「昨今の金融機関の破綻等を契機とした混乱が続く中、株式市場に関する動向等を総合的に勘案」とのことです。
追記ここまで
トライアルホールディングスのIPO評価と初値予想です。
トライアルホールディングスの上場日は4/12(水)で、IPOの申し込みは3/27(月)からスタートします。
⇒ トライアルホールディングスIPOの上場承認!基礎情報と初値予想!
トライアルホールディングスの概要
トライアルホールディングスは、九州を地盤にディスカウントストア「TRIAL(トライアル)」を全国展開する流通小売り事業のほか、スマートショッピングカートやAIカメラソリューションなど、IoTデバイスを活用した各種ソリューションやソフトウェアサービスを提供するリテールAI事業等を展開しています。
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会社名 | トライアルホールディングス |
代表者 | 亀田 晃一(59歳) |
所在地 | 福岡県福岡市東区多の津1-12-2 |
設立 | 2015年(1974年に家電製品販売業「あさひ屋」として福岡市博多区で創業) |
従業員数 | 48人(連結6,021人) |
IPO調達資金使途 | 店舗や物流センター、飲料水工場への設備投資、借入金の返済、スマートショッピングカートの製造、運転資金 |
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スマートショッピングカート
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⇒ トライアルホールディングスの事業紹介(HP)
トライアルホールディングスの業績推移
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2023年6月期の業績予想
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トライアルホールディングスのIPO評価
2022年6月期の事業別売上高構成比は、流通小売事業が約99.8%、リテールAI事業が約0.1%、その他事業が約0.1%となっています。
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トライアルホールディングスの公開規模は想定価格ベースで約590億円(国内約259億円)となり、約半分は米国および欧州を中心とした海外に販売されます。
SBIの北尾吉孝氏個人が保有する40万株を除き、VC1社(20万株)を含む上位株主には上場後180日のロックアップが掛かっています(価格による解除条項なし)。
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個人的には知りませんでしたが「TRIAL」は結構有名な大型のディスカウントストアのようで、業績的にも22期連続の増収と好調です。
同社が開発した「セルフレジ機能付きのショッピングカート」もユニークで導入効果も高いようであり、機会があればぜひ一度利用してみたいものです。
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ただ、IPOとしては公開規模が約590億円と大型であり、約半分が海外へ販売されるにしても重たい印象です。
業態的にも「小売業」ということで個人の人気も限られそうであり、この規模だと機関投資家の積極的な参戦が必要と思われる中、上場市場が東証プライムではなくグロースであるのも気になります。
とりあえず海外勢の評価を反映した仮条件を待ちたいところであり、現時点での個人的評価は「D」としておきます。
トライアルホールディングスIPOの基礎情報
主幹事証券 | 大和証券 三菱UFJMS証券 |
幹事証券 | 野村證券 みずほ証券 SBI証券 FFG証券 auカブコム証券(委託取扱い決定!) DMM株(委託?) |
トライアルホールディングスIPOの初値予想
現時点での初値予想は2,100円とします。
※想定価格= 2,000円:仮条件決定前
3/26(日)の仮条件決定後、ブック開始日を目途に改めて初値予想をアップします
↓皆さんの初値予想は?↓
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タグ :IPO評価 トライアルホールディングス
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