楽天銀行の初値予想最終版です。
楽天銀行のIPOに対する予想会社の最終評価はC評価で(個人的にはC-評価)、堅調な初値が見込めるIPOとみられていました。
楽天銀行の公開価格
1,400円
楽天銀行の公開価格は、仮条件1,300円~1,400円の上限となる1,400円で決定しました。公開価格で計算した今期予想PERは約8.6倍、吸収規模は約895.6億円となります。
楽天銀行IPOの抽選結果
大和証券 | 当選(家族含む) |
三菱UFJMS証券 | 当初当選(家族含む) |
楽天証券 | 当選(家族含む) |
みずほ証券 | 補欠当選⇒繰上げなし |
野村證券 | 補欠当選⇒繰上げなし |
SMBC日興証券 | 当選(家族含む) |
ゴールドマン・サックス証券 | 口座なし |
マネックス証券 | 当選 |
松井証券 | 補欠当選⇒繰上げ当選 |
DMM株 | 見送り |
最後に松井証券の補欠が繰上当選(家族は落選失効)したため、楽天銀行の当選株数は合計で1,100株となりました。
楽天銀行IPOの初値予想
1,800円(公募比+400円 約1.3倍)
楽天銀行IPOの最終初値予想は、公開価格の1,400円を400円上回る1,800円とします(ブック時点の予想から約2割超アップ)。
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楽天銀行の公開規模は約895.6億円となり、海外への販売比率が40%から50%に増加したため、国内における公開規模は約447.8億円まで圧縮されています。
親会社である楽天グループには上場後180日のロックアップが掛かり(価格による解除条項なし)、上場後の持ち分は6割以上で引き続き親子関係は維持されます。
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楽天銀行のIPOは仮条件の大胆な引き下げに加え、その後に先行して上場した住信SBI銀行の株価が上昇したことから、尻上がりに人気化してきた印象です。
大手証券のネット抽選では比較的当選しやすかったようですが、予想会社の評価も当初のC-評価からC評価に上方修正されており、結構な割当数があった楽天証券の抽選では6倍もの倍率となりました。
海外からの引き合いも強かったようで(申し込み倍率は15倍?)、最終的な海外販売比率が50%まで引き上げられたせいか、国内の投資家に対する店頭での配分数も結構渋かったという話を耳にしました。※私もゼロ配分…
楽天銀行は国内最大の口座数を誇るネットバンクであり、東証プライムへの直接上場という事で機関投資家の参戦も期待できます。
IPOに対する投資家の買い意欲が旺盛な中、ライバルの住信SBI銀行と比べて割安感が強いことから、堅調な初値が期待できそうです。
最初から住信SBI銀行の現値レベルのPERにサヤ寄せするなら大台の2,000円もあり得そうですが、まずは予想会社の予想価格(1,800円)前後で初値を形成するとみています。
※主幹事の引受価格=1,330円
予想会社の最終初値予想は1,800円に上方修正したようです。※大手のもう1社は1,550円
※シンジケートカバーの玉は最大で446.3万株です。
楽天銀行IPOの気配運用
楽天銀行IPOの初値決定前の気配運用は以下の通りです。
・気配上限= 3,220円(公募価格の2.3倍)
・気配下限= 1,050円(公募価格の0.75倍)
・更新時間= 10分毎(下限方向の場合は3分毎)
・更新値幅= 70円(下方の場合は通常の値幅制限)
※注文受付の範囲は350円~5,600円です。
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