クラダシがIPO(新規上場)が承認されました。
クラダシの上場日は6/30(金)で、上場市場は東証グロースとなります。
主幹事は大和証券で、IPOの申し込み期間(BB期間)は6/15(木)～6/21(水)となってます。
本日は同社の他に、ノバレーゼ(9160)、W TOKYO(9159)、ジーデップ・アドバンス(5885)、QLSホールディングス(7075)のIPOも新規承認されています。
クラダシの各種経営指標
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今期の業績予想
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クラダシIPOの基礎情報
| 証券コード | 5884 |
| 社名 | 株式会社クラダシ |
| 業種 | 小売業 |
| 事業内容 | ソーシャルグッドマーケット『Kuradashi』の企画・制作・運営 |
| 上場日 | 6/30(金) |
| 上場市場 | 東証グロース |
| 公募株数 | 1,150,000株 |
| 売出株数 | 2,150,000株 |
| OA | 495,000株 |
| 想定発行価格 | 500円 |
| 仮条件 | 6/13(火)に決定 |
| 最低必要金額 | 5.0万円(想定価格で計算) |
| 吸収金額 | 19.0億円（想定価格で計算） |
| 時価総額 | 53.8億円（想定価格で計算） |
| BB期間 | 6/15～6/21 |
| 公募価格決定日 | 6/22 |
| 主幹事証券 | 大和証券 |
| 幹事証券 | みずほ証券 SMBC日興証券 野村證券 SBI証券 東洋証券 松井証券 マネックス証券 楽天証券 DMM株(委託？) |
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クラダシは、フードロスを削減するため「規格外商品」や「季節品」など企業から買い取って消費者に販売するソーシャルグッドマーケット『Kuradashi』を運営しています。
クラダシの公開規模は、想定価格ベースで約19.0億円で、VC(ベンチャーキャピタル)は4社合計で約83.2万株を保有しています。
筆頭株主は同社代表取締役社長の関藤竜也氏が所有する会社で総株数の約71.03%を保有しており、第2位は同社取締役が所有する会社で約8.33%、第3位は取締役の髙杉氏で約4.12%(新株予約権含む)、第4位・5位はVCで約3.66%と約2.93%となっており、第8位にはロート製薬(約1.47%)の名前が見られます。
既存株主には上場後180日のロックアップが掛かっており(制度ロックアップ含む)、価格による解除条項はありません。
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クラダシは近年急速に会員数＆売上を拡大させていますが、利益ベースでは今期(2023年6月期)も赤字が拡大する見込みです。
今回の上場で知名度が高まればさらなる売上の拡大で黒字化できそうであり、社会的意義の高い事業でもあることから、個人的にはそれなりの印象で応援したい気持ちにもなります。
ただ、IPOとしてはまだ赤字が拡大している部分がどう捉えられるか読み難いところであり、ラッシュの中での上場でもあるため、まずは仮条件や予想会社の評価を待ちたいところです。
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