-上場中止となりました-
(7/24追記)
フラー(FULLER)より新規上場の中止(延期)が発表されました。
IPOの中止は今年6社目ですが、上場前日の中止発表は異例中の異例ですね…。
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中止(延期)理由は、「情報管理に関して確認すべき事項が発生し、当該事項の確認に時間を要するものと判断」とのことですが、詳細は分かりません。
⇒ フラーのお知らせ
フラーは初値高騰が期待されていたIPOだけに、当選されていた方にとっては災難でしかありません…。
IPOチャレンジポイントで当選した方のポイントは返還されると思いますが、次に当選する保証はないですからね。。
追記ここまで
フラーのIPO評価と初値予想です。
フラーの上場日は7/25(火)で、IPOの申し込みは7/7(金)からスタートします。
フラー(FULLER)の概要
フラーは、スマートフォンアプリを中心としたデジタル領域全般における事業開発コンサルティング・UI/UXデザイン・システム開発、アプリ利用データ分析等を手掛けています。
会社名 | フラー(FULLER) |
代表者 | 渋谷 修太(34歳)・山崎 将司(34歳) |
所在地 | 新潟県新潟市中央区笹口1丁目2 PLAKA2 NINNO |
設立 | 2011年 |
従業員数 | 47人 |
IPO調達資金使途 | 事業拡大のための人材確保に係る採用費 |
フラーはデジタル領域全般で「頼られる存在」として顧客に寄り添い、新しい価値を共創する関係を構築することを目指しており、これを「デジタルパートナー事業」としています。
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同社は2011年にスマホアプリのデータ分析からスタートし、現在はスマホアプリの受託開発(クライアントワーク)を主力としており、一気通貫でソリューションを提供しています。
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フラーのパートナー(顧客企業)は、安定した事業基盤や顧客基盤を有する大手企業が中心で、売上における上場企業の割合は約72.5%、直接取引の割合は約93.0%となっています。
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アプリ分析サービスの「App Ape」は様々なアプリユーザーや利用時間等の利用動向データを提供するサービスで、400社以上の企業に使われています。
⇒ フラーの事業内容(HP)
⇒ フラーの目論見書
フラー(FULLER)の業績推移
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フラーのIPO評価
2022年月期の連結サービス別売上高構成比は、クライアントワークが約82.6%、アプリ分析サービスが約17.4%となっており、主な販売先は東急となっています。
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フラーの公開規模は、想定価格ベースで約3.36億円と小粒で、VCは計11社で約59万株を保有しています。
上位株主には上場後180日・90日のロックアップが掛かりますが、VC10社の約39.9万株は公開価格の1.5倍以上、VC1社の約13.15万株は公開価格の3倍以上でロックアップが解除されます。
また、ロックアップの掛かっていない株式も約10万株ほどあるようです。
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フラーは新潟と千葉の2本社体制としており、地域貢献を大事にしながら若い人材がのびのびと働いている印象です。
基本的には当初のイメージ通りで変更はなく、公開株数(33.94万株)以上あるロックアップ解除玉は意識されそうですが、7/25(火)はフラーの単独上場であり、人気の業種でこの規模なら需給が逼迫しそうなことから、現時点での個人的評価は「A」とします。
フラーIPOの取り扱い証券
主幹事証券 | SBI証券 |
幹事証券 | 野村證券 岩井コスモ証券 SMBC日興証券 岡三にいがた証券 第四北越証券 松井証券 マネックス証券 楽天証券 SBIネオトレード証券(委託取り扱い決定!) DMM株(委託?) |
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フラーIPOの初値予想
現時点での初値予想は2,500円とします。
※想定価格= 990円:仮条件決定前
7/5(水)の仮条件決定後、ブック開始日を目途に改めて初値予想をアップします
↓皆さんの初値予想は?↓
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