JRC(6224)の初値予想とIPO参加スタンスです。
JRC(6224)に対する事前評価はやや厳しめで、ブックビルディング期間は7/25(火)から7/31(月)となってます。
JRC(6224)は、ベルトコンベヤ部品の設計・製造・販売や、コンベヤ設備の運用改善・メンテナンス、ロボットを活用した自動設備などの設計・製造・販売等を手掛けています。
JRC(6224)IPOの仮条件
1,000円~1,110円
JRC(6224)の仮条件は、想定仮条件の下限価格が若干上振れる形で設定されました。上限価格で計算した2023年6月期の予想PERは約15.4倍、吸収規模は約78.7億円となります。
⇒ JRC(6224)IPOの評価とIPO初値予想!
⇒ JRC(6224)IPOの上場承認と基礎情報!
JRC(6224)IPOの参加スタンス
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SBI証券 | 参加 |
三菱UFJMS証券 | 検討中 |
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丸三証券 | 口座なし |
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JRC(6224)IPOの評価ポイント
JRC(6224)の仮条件は、想定仮条件900円~1,110円に対し、下限価格が900円⇒1,000円に引き上げられました(上限価格は据え置き)。平均価格では@1,005円⇒@1,055円と約5%の上振れです。
JRC(6224)の2024年2月期の業績は、売上高が約6.5%増、営業利益が約8.9%増と増収増益の見込みで、第1四半期時点の進捗率は、売上高が約20.7%、営業利益は約14.3%となっています。
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JRC(6224)の公開規模は仮条件の上限価格で約78.7億円となり、欧州及びアジア等の海外(米国およびカナダを除く)に販売されるほか、取引先4社と従業員持ち株会に計約3.4億円を親引けで販売される予定です(当初予定から約0.75億円減少)。
既存株主には上場後180日のロックアップが掛かっており、価格による解除条項はありません。
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上場日の8/9(水)は同社の単独上場&前後にIPOがない空白期間中ということで、日程的には恵まれます。
JRC(6224)はベルトコンベヤ部品で約50%のシェアを誇る業界の最大手であり、業績も堅調で仮条件もそれなりに設定されました。
しかしながら、JRC(6224)は不人気のファンドの出口案件であり、直近のトライトやナレルグループの惨状を見ると強気にはなり難いところです。
ニッチトップ企業ということで機関投資家の参戦は期待できそうですが、やはりファンドの出口案件ということで、個人投資家の警戒感は高いと思われます。
JRC(6224)IPOの初値予想
公開価格近辺
JRC(6224)の初値予想は、公開価格を1,110円として公開価格近辺とします。
予想会社の現時点での初値目途は、1,000円~1,200円としているようです。
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