ファーストアカウンティングのIPO評価と初値予想です。
ライズ・コンサルティング・グループの上場日は9/22(金)で、IPOの申し込みは9/6(水)からスタートします。
⇒ ファーストアカウンティングIPOの上場承認!基礎情報と初値予想!
ファーストアカウンティングの概要
ファーストアカウンティングは、会計分野に特化したAIソリューション事業(経理AI事業)を展開している企業です。
会社名 | ファーストアカウンティング |
代表者 | 森 啓太郎(49歳) |
所在地 | 東京都港区浜松町1-6-15 VORT浜松町I 3階 |
設立 | 2016年 |
従業員数 | 47人 |
IPO調達資金使途 | 設備投資、採用費、新サービス開発に係る費用 |
ファーストアカウンティングのサービスは、AI-OCR(光学的文字認識:印刷された文字をデジタルの文字コードに置き換える技術)関連と会計仕訳のアルゴリズムをサービス化した「Robota」シリーズと、リモートワークでも経理業務を遂行できるように開発した「Remota」というプラットフォームを中心に構成されています。
これらはSaaS型のクラウドサービスで、課金体系は原則として1年以上の月額課金(MRR)と、読み取った帳票枚数に応じて変動する従量課金で構成されています。
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ファーストアカウンティングの主要な顧客ターゲットは売上高500億円以上のエンタープライズ(大企業)で、自社の営業担当による直接アプローチのほか、販売パートナーが主体となってアプローチする手法を採用しています。
一方、中小企業への販売ルートとしては、原則として会計ソフトウエアベンダー等が提供するサービスの機能となっており、サービスの提供方法はOEMが基本となっています。
これらサービスのエンタープライズやOEMパートナーへの導入社数は順調に増加しており、2023年6月時点で99社となっています。
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近年の主な販売先は、ラクスとソフトバンク子会社のSB C&Sとなっています。
ファーストアカウンティングのビジネスフロー
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⇒ ファーストアカウンティングの強み(HP)
ファーストアカウンティングの業績推移
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今期の業績予想
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ファーストアカウンティングのIPO評価
ファーストアカウンティングの公開規模は想定価格ベースで約6.9億円となり、VC(ベンチャーキャピタル)は6社で計124万株保有しています。
既存株主や新株予約権者には上場後180日のロックアップが掛かっていますが、公開価格の1.5倍以上でロックアップが解除されます。
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ファーストアカウンティングはAI(人工知能)を活用したSaaS型のクラウドビジネスを展開しており、業績も好調で今期黒字化するタイミングでの上場です。
公開価格の1.5倍以上でロックアップが解除される玉は多いものの、人気化しやすい業態の小型IPOということで、個人投資家の買いを集めそうです。
現時点での個人的評価は「A」とします。
ファーストアカウンティングのIPO取り扱い証券
主幹事証券 | 大和証券 |
幹事証券 | SBI証券 岡三証券 丸三証券 岩井コスモ証券 東洋証券 あかつき証券 楽天証券 マネックス証券 松井証券 極東証券 岡三オンライン(委託取り扱い決定!) DMM株(委託?) |
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ファーストアカウンティングIPOの初値予想
現時点での初値予想は2,500円とします。
※想定価格= 1,040円:仮条件決定前
9/5(火)の仮条件決定後、ブック開始日を目途に改めて初値予想をアップします
↓皆さんの初値予想は?↓
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タグ :IPO評価 ファーストアカウンティング
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