インテグラルの初値予想とIPO参加スタンスです。
インテグラルに対する事前評価は厳しめで、ブックビルディング期間は9/5(火)から9/8(金)となってます。
インテグラルは、日本の非公開企業(年商10億円以上~1,000億円未満)への投資を目的としたプライベートエクイティ(PE)投資の大手です。
インテグラルIPOの仮条件
2,300円~2,400円
インテグラルの仮条件は、想定仮条件2,800円~3,400円(中心値@3,100円)を大幅に下回る範囲で設定されました。上限価格で計算した2022年12月期(前期)のPERは約32.2倍、吸収規模は207.0億円となります。
⇒ インテグラルIPOの評価とIPO初値予想!
⇒ インテグラルIPOの上場承認と基礎情報!
インテグラルIPOの参加スタンス
大和証券 | 検討中 |
野村證券 | 検討中 |
BofA証券 | 口座なし |
三菱UFJMS証券 | 検討中 |
みずほ証券 | 検討中 |
SMBC日興証券 | 検討中 |
岩井コスモ証券 | 検討中 |
松井証券 | 検討中 |
マネックス証券 | 検討中 |
岡三証券 | 検討中 |
楽天証券 | 検討中 |
SBI証券 | 検討中 |
東海東京証券 | 検討中 |
auカブコム証券 | 検討中 |
岡三オンライン | 検討中 |
DMM株 | 見送り |
仮条件の大幅な下振れで再検討中ですが、現時点では変わらず見送り目線です。
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インテグラルIPOの評価ポイント
インテグラルの仮条件は、想定仮条件の2,800円~3,400円に対して2,300円~2,400円と約-17.9%~-29.4%も下振れました。平均価格では@3,100円⇒@2,350円と約24.2%の下振れです。
インテグラルの2022年12月期(前期)の業績は、売上高が約40.7%増、営業利益が約69.8%増と増収増益でした。2023年12月期の業績は非公開ですが、今期は第2四半期時点の実績で既に前期トータルの実績を上回っています。
※半期時点での売上高は前期フル実績に対して約17.7%増、営業利益は約69.6%増となっており、後期には少なくとも8月に上場したJRCの売却収益分が加味されます。また、仮に後期も前期と同等の実績を積み上げるなら、前期比の売上高は約2.35倍、営業利益は約3.4倍となるペースです。
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インテグラルの公開規模は仮条件の上限価格で207.0億円(国内分は約115.2億円)となり、欧州及びアジア等の海外(米国およびカナダを除く)には全体の約44.35%が販売される予定です。
既存株主と新株予約権者には株数や期間よって最大5年のロックアップが掛かっており、価格による解除条項はありません。
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当初は素直に見送るつもりでしたが、ここまでディスカウントされたなら、一応検討の余地はありそうです。
ただ、この結果はそれだけ機関投資家らの評価が芳しくなかったということでもあり、この価格なら機関投資家が買いに入るという保証もないため、安易な「割安感」で飛びつくのは危険です。
何といっても相手は高値で売り抜けるのを生業とするプロ中のプロなので、この大幅なディスカウントも売り抜けるための「作戦」なのではないかと勘ぐってしまいます。
今の地合いでは仮条件の下振れは必至で印象の悪化は免れない⇒ならば敢えて強気の想定価格を提示⇒もしそれでイケそうならそれはそれでOK⇒ダメなら大幅なディスカウントを受け入れて割安感を演出、、なーんて穿った見方をしてしまいます(笑)
まあ、これだけのディスカウントがあっても公開規模が大きいことに変わりはなく、これを支え切るには相応の買いが入る必要があります。
今回の思い切ったディスカウントでそこまでの買い需要が生まれるかは不明であり、とりあえず上記のような妄想をしながら締切ギリギリまで検討はしてみますが、今のところ食指は動きません。。
インテグラルIPOの初値予想
公開価格近辺
インテグラルの初値予想は、公開価格を2,400円として公開価格近辺とします。
予想会社の現時点での初値目途は、2,200円~2,400円としているようです。
↓皆さんの初値予想は?↓
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私は買いだと思います。
買う方が増えれば上昇するので、その後に続くIPOのためにも頑張って欲しいですね。