KOKUSAI ELECTRICがIPO(新規上場)が承認されました。
KOKUSAI ELECTRICの上場日は10/25(水)で、上場市場は東証プライムになります。
主幹事は野村證券ら5社が共同で務め、IPOの申し込み期間(BB期間)は10/10(火)~10/13(金)となってます。
本日は10/26(木)に上場する笑美面(9237)のIPOも新規承認されています。
KOKUSAI ELECTRICの各種経営指標
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KOKUSAI ELECTRICのIPO基礎情報
証券コード | 6525 |
社名 | 株式会社KOKUSAI ELECTRIC |
業種 | 電気機器 |
事業内容 | 半導体製造装置の開発・製造・販売・保守サービス及びそれに付帯関連する事業 |
上場日 | 10/25(水) |
上場市場 | 東証プライム |
公募株数 | 0株 |
売出株数 | 58,847,600株 (国内28,394,000株:海外30,453,600株) |
OA | 8,827,100株 |
想定仮条件 | 1,890円 |
仮条件 | 10/10(火)に決定 |
最低必要金額 | 18.9万円(想定価格で計算) |
吸収金額 | 1,279.05億円(想定価格で計算) |
時価総額 | 4,354.6億円(想定価格で計算) |
BB期間 | 10/10~10/13 |
公募価格決定日 | 10/16 |
主幹事証券 | 野村證券 SMBC日興証券 三菱UFJMS証券 みずほ証券 ゴールドマン・サックス証券 |
幹事証券 | 大和証券 東海東京証券 auカブコム証券(委託?) DMM株(委託?) |
auカブコム証券の裏幹事(委託取り扱い)も期待できそうです。
KOKUSAI ELECTRICは旧日立製作所系の半導体製造装置メーカーであり、以前からIPO(再上場)が噂されていた企業です。
KOKUSAI ELECTRICの前身は2017年に米投資ファンドKKRが買収した日立国際電気(東証一部:2018年3月に上場廃止)で、半導体製造装置の開発・製造・販売・搬入・セットアップや、その装置のメンテナンス・修理・部品販売などのサービスを主要事業としています。
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KOKUSAI ELECTRICの公開規模は想定価格で約1,279.1億円(国内703.5億円)と超大型であり、約45%が海外に販売される予定です。
筆頭株主は米投資ファンドKKRで約70.77%を保有しており、第2位~4位も外資ファンドで約14.50%、約6.55%、約4.83%を保有しており、ファンドによる持ち株比率は合計で約96.65%となっています。
今回の上場でKKRが保有の約40.1%を(OA分含む)放出し、上場後もKKRを筆頭株主として4つのファンドが残る予定であり、既存株主には上場後180日のロックアップが掛かっています(価格による解除条項なし)。
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KOKUSAI ELECTRICは事業的にも注目度の高いIPOになりそうですが、半導体関連はこのところ浮き沈みが激しいのは気になるところです。
また、KOKUSAI ELECTRICは公開価格割れが続いているファンドの出口案件であり、公開規模も非常に大きいことから上場時の地合いも気掛かりです。
最終的には機関投資家の動向次第と思われますが、まずは予想会社の評価や仮条件を待ってジックリと考えたいと思います。
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