ジャパンM&AソリューションのIPO評価と初値予想です。
ジャパンM&Aソリューションの上場日は10/24(火)で、IPOの申し込みは10/6(金)からスタートします。
⇒ ジャパンM&AソリューションIPOの上場承認!基礎情報と初値予想!
ジャパンM&Aソリューションの概要
ジャパンM&Aソリューションは2019年の設立で、主に中小企業を中心にM&Aアドバイザリーサービスを提供しています。
競合状況とポジショニング
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同社は会社規模や利益にとらわれず、1組でも多くのM&A案件を成約することを目的に「相談されたら断らない」という経営姿勢を掲げています。
会社名 | ジャパンM&Aソリューション |
代表者 | 三橋 透(59歳) |
所在地 | 東京都千代田区麹町三丁目3番8号 麹町センタープレイス7階 |
設立 | 2019年 |
従業員数 | 31人 |
IPO調達資金使途 | 新規拠点の設立費用、採用費・人件費、システム投資など |
同社の創業者で代表取締役社長の三橋透氏は、フィンテックグローバル(8789)の子会社フィンテックM&AソリューションでM&A事業や投資事業に従事し、2019年11月に独立してジャパンM&Aソリューションを設立しています。
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ジャパンM&Aソリューションは、金融機関や税理士・会計事務所等の提携先からアドバイザリー契約の契約者の紹介を受けることを目的に提携関係を構築しています。
M&Aアドバイザリーサービスの報酬体系は、譲渡希望企業と譲受希望企業の間で譲渡成立時に受領する成約報酬と、アドバイザリー契約に基づき譲渡希望企業から受領する月額報酬から構成されています。一般的に契約時に着手金を受領するM&A仲介企業が多い中、同社は顧客の金銭負担を軽減することで契約件数を増やし、安定した収益基盤を構築しています。
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M&Aの案件を継続的に獲得するためには提携先の開拓や深耕を深めていくことが必要であり、同社は着実に金融機関・士業・事業会社等の提携先を増やすことで、新規アドバイザリー契約数を伸ばしています。
紹介業務提携契約数の推移
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ジャパンM&Aソリューションの事業系統図
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⇒ ジャパンM&Aソリューションの事業内容(HP)
ジャパンM&Aソリューションの業績推移
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今期の業績予想
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ジャパンM&AソリューションのIPO評価
ジャパンM&Aソリューションの公開規模は想定価格ベースで約5.5億円と小型で、VC(ベンチャーキャピタル)の保有はありません。
既存株主には上場後180日・90日のロックアップが掛かっており、ディア・ライフやエアトリらの4法人と第5位株主の個人が保有する計36.66万株に関しては、公開価格の1.5倍以上でロックアップが解除されます。
また、上場時に行使可能なロックアップ対象外の新株予約権が7万株ほどあるようです。
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前期の売上は僅か4億円台で営業利益が約0.6憶円と事業規模は小さいものの、今期の売上は7億円台&営業利益も1.5憶円(約2.5倍)を見込んでおり、業績は好調です。
中小企業経営者の高齢化によりM&Aの需要は今後もさらに増大していく見込みであり、競合が多い中でも大手が手掛けない多数の中小企業を取り込むことで、今後のさらなる成長が期待できそうです。
SBI証券主幹事案件の不振は気になるところですが、ジャパンM&AソリューションはSBI証券が得意な小粒の案件で余計な売り圧力もないことから、現時点での個人的評価は「A」とします。
ジャパンM&Aソリューションの取り扱い証券
主幹事証券 | SBI証券 |
幹事証券 | 岡三証券 水戸証券 丸三証券 アイザワ証券 むさし証券 SBIネオトレード証券(委託取り扱い決定!) 岡三オンライン(委託取り扱い決定!) DMM株(委託?) |
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ジャパンM&AソリューションIPOの初値予想
現時点での初値予想は3,500円としておきます。
※想定価格= 1,260円:仮条件決定前
10/4(水)の仮条件決定後、ブック開始日を目途に改めて初値予想をアップします
↓皆さんの初値予想は?↓
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タグ :IPO評価 ジャパンM&Aソリューション
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