ダイワサイクルのIPO評価と初値予想です。
ダイワサイクルの上場日は11/8(木)で、IPOの申し込みは10/23(月)からスタートします。
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ダイワサイクルの概要
ダイワサイクルは1990年の設立(1980年創業)で、自転車や自転車パーツ・アクセサリーなどの販売や、自転車の整備・修理サービスを提供しています。
事業系統図
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会社名 | ダイワサイクル |
代表者 | 涌本 宜央(49歳) |
所在地 | 大阪府吹田市江坂町 1丁目12番38号 江坂ソリトンビル5階 |
設立 | 1990年 |
従業員数 | 645人 |
IPO調達資金使途 | 新規店舗出店のための設備投資 |
ダイワサイクルは、関西や関東を中心に自転車専門店を展開する大手チェーン店です。
2023年8月末時点で国内実店舗120店舗(直営114店舗、FC6店舗)に加え、ECサイト(ダイワサイクルオンラインストア)を運営しています。
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ダイワサイクルの店舗形態は3通りで、ロードサイドを中心に地域密着型で展開する「DAIWA CYCLE」、ファミリー層をターゲットとした「ダイワサイクルSTYLE」、ロードバイクを中心にスポーツバイクを取りそろえた「ダイワサイクルプロ」となっています。
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ダイワサイクルは年々普及率が高まっている電動アシスト車に注力しており、2023年1月期の売上構成比では電動アシスト車が約59%を占め、業界全体の約39%を大きく上回っています。
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また、ダイワサイクルは自転車パーツ・アクセサリーなどの商品販売や自転車の整備や修理などのサービスを提供するほか、フランチャイズ契約先からはロイヤルティー収入を得ています。
今期の本牧別売上高構成比では、自転車が約75.2%、パーツ・アクセサリーが約15.3%、その他が9.8%となっています。
品目別販売実績
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ダイワサイクルの業績推移
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ダイワサイクルのIPO評価
ダイワサイクルの公開規模は想定価格ベースで約14.8億円で、従業員持ち株会に0.70億円分の株式を上限として親引けで割り当てる予定です。
VC(ベンチャーキャピタル)の保有はなく、既存株主は代表取締役社長の涌本宜央氏のみで、上場後180日のロックアップが掛かっています(価格による解除条項なし)。
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ダイワサイクルは「自転車専門店」ということで東証プライム上場のあさひ(3333)と競合します。
あさひと比較すると事業規模や店舗数は約5分の1で利益率も劣りますが、近年は電動アシスト車への注力で業績は順調に拡大しており、売上成長率はあさひを上回って利益率も向上しています。
事業的にやや地味な印象は否めませんが、好業績で今期予想PERは想定価格ベースで約7.0倍と割安感があるため(あさひは約9.6倍)、小ジッカリの展開になるとみています。
現時点での個人的評価は「C-」とします。
ダイワサイクルIPO取り扱い証券
主幹事証券 | 三菱UFJMS証券 |
幹事証券 | SBI証券 auカブコム証券(委託取り扱い決定!) DMM株(委託?) |
ダイワサイクルIPOの初値予想
現時点での初値予想は1,810円としておきます。
※想定価格= 1,610円:仮条件決定前
10/20(金)の仮条件決定後、ブック開始日を目途に改めて初値予想をアップします
↓皆さんの初値予想は?↓
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