成友興業のIPOは、公開価格の2,300円を8.0%下回る2,116円の初値となりました。
成友興業に対するナチュラルな買いはほとんど入らず、シンジケートカバーの買い支えでようやく初値が付いた格好です。
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成友興業IPOの気配推移
9時直前から初値合致点は引き受け価格の2,116円で、9時には約1.8万株の売り越しでスタートしました。公開価格近辺での実需の買いは1千万円にも満たない金額です…。
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シンジケートカバーは早いタイミングからある程度入っていたようですが、8時58分時点では全玉(1.95万株)を使い果たしていたようです。
8時58分時点
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成友興業IPOの株価推移
成友興業は9時09分に2,116円の初値を付け、初値形成時の出来高は2.23万株、売買代金は僅か約0.5億円でした。
シンジケートカバーによる初値形成後はさらに売られて5分後には@1,945円の安値を付け、その後は薄商いでも徐々に戻して後場には一時初値価格を奪還しました。
しかし2,200円台に乗せることなく再び下落し、最後はVWAP(約2,079.9円)こそ上回りましたが、初値価格を下回る2,096円で引けています。
成友興業の日中足チャート
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成友興業の最終的な出来高は、公開株数の149,500株に対して60,500株(約0.4回転)、売買金額は約1.26億円で、VWAPは約@2,079.94円でした。
これでSBI証券主幹事のIPOは4連敗となりました。また、今年の地方市場の単独上場IPOは2勝3敗となり、それ以外では約8割の勝率なので、やはり分が悪いですね…。
↓IPO取り扱最多級のSMBC日興証券↓
それにしても直近IPOを含めて新興市場が弱過ぎです…。本日マザーズ指数は約3.6%も下落しており、10/4に付けた今年の最安値に迫る勢いでした。。
マザーズ指数の日足チャート
来週はケイファーマのIPOだけですが、月末には再びプチラッシュが控えるので、地合いの好転を祈るばかりです。
↓皆さんの結果は?↓
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