ジャパン・アイウェア・ホールディングスの初値予想とIPO参加スタンスです。
ジャパン・アイウェア・ホールディングスに対する事前評価は厳しめで、ブックビルディング期間は10/31(火)から11/7(火)となりました。
ジャパン・アイウェアHDは、「金子眼鏡」と「9999.9(フォーナインズ)」のブランドで高級眼鏡(アイウェア)を製造・販売しています。
ジャパン・アイウェア・ホールディングスIPOの仮条件
1,330円〜1,360円
ジャパン・アイウェア・ホールディングスの仮条件は、想定価格の1,700円を大幅に下回る範囲で弱めに設定されました。上限価格で計算した2024年1月期の予想PERは約14.4倍、吸収規模は約103.3億円となります。
また、需要状況によって仮条件を変更せず-20%~20%範囲(1,064円~1,632円)で公開価格が決定される可能性があり、売出株とオーバーアロットメントについても、-20%~20%範囲で変更される可能性があるようです。
⇒ ジャパン・アイウェア・ホールディングスIPOの評価とIPO初値予想!
⇒ ジャパン・アイウェア・ホールディングスIPOの上場承認と基礎情報!
ジャパン・アイウェア・ホールディングスIPOの参加スタンス
三菱UFJMS証券 | 検討中 |
大和証券 | 検討中 |
SMBC日興証券 | 検討中 |
野村證券 | 検討中 |
みずほ証券 | 検討中 |
SBI証券 | 参加 |
岩井コスモ証券 | 検討中 |
楽天証券 | 検討中 |
マネックス証券 | 検討中 |
松井証券 | 検討中 |
auカブコム証券 | 検討中 |
DMM株 | 見送り |
検討中としていますが、現時点では見送り目線です。
ジャパン・アイウェア・ホールディングスのIPO評価ポイント
ジャパン・アイウェア・ホールディングスの仮条件は、想定価格の1,700円に対して約21.8%~20.0%の範囲で大幅に下振れました。
ジャパン・アイウェア・ホールディングスの2024年1月期の業績は、売上高が約22.1%増、営業利益が約59.1%増と連続で大幅な増収減益の見込みであり、第2四半期時点での進捗率は、売上高で約48.9%、営業利益で約50.1%となっています。
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ジャパン・アイウェア・ホールディングスの公開規模は仮条件の上限価格で約103.3億円となり、一部は欧州及びアジア等の海外(米国およびカナダを除く)にも販売されます。
筆頭株主は代表等が議決権の過半数を有する法人で約46.44%を保有しますが、第2位~5位に並ぶ日本企業成長投資系のVCの合計は約48.4%を占め、上場時に保有の約40%(OA分を加味)が売り出されます。
VCを含む既存株主には上場後180日のロックアップが掛かっており、価格による解除条項はありません。
ジャパン・アイウェア・ホールディングスは新ルール下で上場日に幅を持たせた第一号のIPOで、とりあえず上場日は予定日初日に設定されましたが、場合によっては後ズレする可能性もあります。
仮条件の大幅な下振れは印象が悪いものの、仮条件のレンジ幅は狭く設定されており、多少は割安感を演出する効果もありそうです。
最終的には機関投資家の動向次第と思われますが、ジャパン・アイウェア・ホールディングスはインバウンド効果で業績も好調なことから、この成長率と価格(上限価格の希薄化後PERは約17倍)なら底堅い展開になる可能性もありそうです。
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とは言え、実質的にファンドの出口案件であり、人気化し難い小売業ということで、個人的には食指が動きません。。
ジャパン・アイウェア・ホールディングスのIPO初値予想
公開価格近辺
ジャパン・アイウェア・ホールディングスの初値予想は、公開価格を1,360円として公開価格近辺とします。
予想会社の現時点での初値目途は、1,300円~1,400円としているようです。
↓皆さんの初値予想は?↓
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ジャパン・アイウェア・ホールディングスは買いじゃないんですね。ありがとうございました。