QPS研究所の初値予想とIPO参加スタンスです。
QPS研究所に対する事前評価は高めで、ブックビルディング期間は11/20(月)から11/27(月)となりました。
QPS研究所は九州大学発の人工衛星ベンチャーで、自社で開発・製造した小型SAR(合成開口レーダー)衛星で取得した観測データを販売しています。
QPS研究所IPOの仮条件
380円〜390円
QPS研究所の仮条件は、想定価格の380円を下限としてやや強めに設定されました。また、当初から公開株数を約56%拡大させています。仮条件の上限価格で計算した2024年5月期の予想PERは赤字のため算出できず、吸収規模は約40.0億円となります。
⇒ QPS研究所IPOの評価とIPO初値予想!
⇒ QPS研究所IPOの上場承認と基礎情報!
QPS研究所IPOの参加スタンス
SMBC日興証券 | 参加 |
みずほ証券 | 参加 |
SBI証券 | 参加 |
東海東京証券 | 参加 |
岡三証券 | 参加 |
FFG証券 | 口座なし |
香川証券 | 口座なし |
楽天証券 | 参加 |
松井証券 | 参加 |
マネックス証券 | 参加 |
岡三オンライン | 参加 |
DMM株 | 参加 |
フル参加で当選を狙います。
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QPS研究所のIPO評価ポイント
QPS研究所の仮条件は、想定価格の380円に対して約2.6%上振れました。
QPS研究所の2024年5月期の業績は、売上高が約3.89倍、営業赤字が約49.7%増と大幅な増収ながら赤字も増加する見込みであり、第1四半期時点での進捗率は、売上高で約12.1%、営業赤字で約18.1%となっています。
QPS研究所の公開規模は仮条件の上限価格で約40.0億円となり、一部は欧州及びアジア等の海外(米国およびカナダを除く)にも販売されます。
また、ファンド2社に対して計10億円(それぞれに5.0憶円)に相当する株数を上限に親引けで割り当てる予定です。
既存株主には上場後180日・90日のロックアップが掛かってますが、多くのVCが保有する1,336.51万株に関しては、公開価格の1.5倍(想定で585円)以上でロックアップが解除されます。
QPS研究所はまだ赤字が続いている状況ですが、仮条件の上限価格の上振れに加え、公開株数を大幅に増やしてきました。
公開株数の約1.3倍ほどあるロックアップ解除玉は意識されるでしょうが、この強気姿勢から投資家の注目度はより高まりそうであり、強めの初値が期待できると思われます。
QPS研究所のIPO初値予想
800円
QPS研究所の初値予想は、公開価格を390円として2倍強となる800円とします。
予想会社の現時点での初値目途は、700円としているようです。
↓皆さんの初値予想は?↓
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