マーソのIPO評価と初値予想です。
マーソ(MRSO)の上場日は12/21(木)で、IPOの申し込みは12/6(水)からスタートします。
※当サイトには広告(PR)が含まれます
マーソの概要
マーソ(MRSO)は、国内最大級の人間ドック・検診の予約プラットフォーム「MRSO.JP」を運営するほか、予防医療を切り口としたヘルスケアDXサービスを展開しています。
会社名 | マーソ(MRSO) |
代表者 | 西野 恒五郎(45歳) |
所在地 | 東京都港区虎ノ門4-3-1 城山トラストタワー17階 |
設立 | 2015年 |
従業員数 | 21人 |
IPO調達資金使途 | システム開発投資、広告宣伝投資 |
マーソ(MRSO)はヘルスケア関連の「予約」をはじめとする各種基幹システムとウェブシステムをクラウドベースでサービス提供しており、事業的には主に3つの区分で構成されています。
※クリックで拡大します
HCPF(Health Care Plat Form)サービスでは、 受診者と人間ドック・健診を提供する医療施設をつなぐ人間ドック・健診の予約プラットフォーム「MRSO.jp」を運営しており、
※クリックで拡大します
DXサービスでは、医療施設の他、主に地方自治体などの行政機関が実施する各種健康診断や予防接種などの予約管理などに利用可能なウェブ予約システムを提供しています。
DXサービスの特徴
※クリックで拡大します
HCPFサービスとDXサービスの年度別売上推移
※クリックで拡大します
⇒ マーソ(MRSO)のサービス(HP)
マーソ(MRSO)の業績推移
※クリックで拡大します
マーソ(MRSO)のIPO評価
マーソ(MRSO)の公開規模は想定価格ベースで約18.7億円で、上場承認日に資本業務提携を発表したSHIFT(3697)に対して3億円、同じく資本業務提携したイーウェル(5038)の親会社(東急不動産)が出資するファンドに対して1億円に相当する株式数を上限に、親引けで割り当てる予定です。
VCは2社で60.78万株を保有しており、上場時に34.03万株(保有の約56%)を売却して2社計で26.75万株が残ります。
既存株主には上場後180日と90日のロックアップが掛かっており、VC1社(90日ロックアップ)の17.44万株に関しては、公開価格の1.5倍以上でロックアップが解除されます。
マーソは今期前半まで寄与したコロナワクチン予約システムによる特需が消えたことで今期は大幅な減益を見込んでおり、来期もその影響を受ける格好です(来期の業績予想は非開示)。
ただ、今後はコロナの収束によって人間ドック等の検診需要の回復が見込めそうなほか、インフルエンザとコロナワクチンの同時接種予約サービスへの展開など、今後の成長が期待できそうです。
また、親引けを考慮した実質的な公開規模は想定価格ベースで約14.7憶円まで縮小する上、当日は同社の単独上場でVCの保有数も限られるため、需給面の不安は限定的と思われます。
SBI証券が主幹事なので初値売りの圧力は強まりそうですが、現時点での個人的評価は「C」としておきます。
マーソIPOの基礎情報
主幹事証券 | SBI証券 |
幹事証券 | 野村證券 三菱UFJMS証券 SMBC日興証券 東海東京証券 松井証券 SBIネオトレード証券(委託取り扱い決定!) auカブコム証券(委託取り扱い決定!) DMM株(委託?) |
前受金不要でIPO抽選に参加できます
マーソIPOの初値予想
現時点での初値予想は2,750円としておきます。
※想定価格= 2,110円:仮条件決定前
12/4(月)の仮条件決定後、ブック開始日を目途に改めて初値予想をアップします
↓皆さんの初値予想は?↓
IPO新規公開株ブログランキング
↓IPO取扱い最多級のSMBC日興証券↓
コメントフォーム