ハッチ・ワークのIPO評価と初値予想です。
ハッチ・ワークの上場日は3/26(火)で、IPOの申し込みは3/8(金)からスタートします。
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ハッチ・ワークの概要
ハッチ・ワークは、月極駐車場のオンライン管理支援やポータルサイトを運営する月極イノベーション事業のほか、会議室やレンタルオフィスサービスを手掛けるビルディングイノベーション事業を展開しています。
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会社名 | ハッチ・ワーク |
代表者 | 増田 知平(45歳) |
所在地 | 東京都港区南青山2-2-8 DFビル3階 |
設立 | 2000年 |
従業員数 | 67人 |
IPO調達資金使途 | 基幹業務システム投資、貸し会議室の新規出店にかかる設備投資、人件費、本社移転、借入金の返済 |
月極イノベーション事業では「APクラウドサービス」と「APソリューションサービス」を展開しており、収益基盤は、システム利用料・決済手数料・月額保証料といったストック売上で構成されています。
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APクラウドサービスでは月決め駐車場オンライン管理支援サービスである「アットパーキングクラウド」を展開しており、駐車場契約希望者は検索から申込、契約、決済までをオンラインで完結することができ、管理会社は物件情報の掲載、募集審査、契約手続き、賃料回収といった管理業務の最大95%を削減できるサービスとなってます。
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APソリューションサービスでは月決め駐車場検索ポータルサイト「アットパーキング」を運営しており、サイトに掲載された駐車場のマッチングサービスを提供するほか、駐車場を一括で借り上げて自社運営し、利用者へ転貸するサブリースも手掛けています。
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ビルディングイノベーション事業では「会議室サービス」と「オフィスサービス」を展開しており、会議室サービスでは、貸し会議室サービス「アットビジネスセンター」と企業内の使われていない時間帯の会議室をシェアする「シェア会議室」を展開しています。
オフィスサービスでは、ミドル世代コミュニティーオフィス「インスクエア」の運営や、オフィスビルのプロパティマネジメント」、「ビルメンテナンス」サービスを提供しています。
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2023年12月期のセグメント別の売上構成比は、月極イノベーション事業が約54.1%、ビルディングイノベーション事業が約45.9%となっています。
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ハッチ・ワークの業績推移
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ハッチ・ワークのIPO評価
ハッチ・ワークの公開規模は想定価格ベースで約5.9億円と小型であり、VC(ベンチャーキャピタル)は10社で42.82万株(約23.27%)を保有しています。
株主には上場後180日・90日のロックアップが掛かっていますが、VC8社とその他法人・個人5名が保有する計34.63万株に関しては、公開価格の1.5倍以上でロックアップが解除されます。
3/26(火)はソラコムIPOらと共に4社同時上場となります。
当初は2023年12月期の第3四半期時点でも赤字である点が気になりましたが、その後の投げ込み情報では最終的に黒字で着地したようであり、さらに今期は大幅な増益(約1.9億円)を見込んでいるようです。
そうなると想定価格でのPERは11倍台となり、公募による希薄化を考慮しても約25倍となることから、業績に対する不安は解消された印象です。
公開株数とほぼ同数あるロックアップ解除玉は意識されそうですが、小型のIPOで株数も少ないことから強い展開になりそうであり、現時点での個人的評価は「A」としておきます。
ハッチ・ワークIPOの取り扱い証券
主幹事証券 | SMBC日興証券 |
幹事証券 | SBI証券 岡三証券 東海東京証券 松井証券 アイザワ証券 極東証券 東洋証券 岡三オンライン(委託取り扱い決定!) DMM株(委託?) |
↓IPO取扱い最多級のSMBC日興証券↓
ハッチ・ワークのIPO初値予想
現時点での初値予想は4,250円としておきます。
※想定価格= 1,680円:仮条件決定前
3/7(木)の仮条件決定後、ブック開始日を目途に改めて初値予想をアップします
↓皆さんの初値予想は?↓
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