Will SmartのIPO評価と初値予想です。
Will Smartの上場日は4/16(火)で、IPOの申し込みは4/1(月)からスタートします。
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⇒ Will SmartのIPO上場承認!基礎情報と初値予想!
Will Smartの概要
Will Smartは、モビリティ業界を中心にIoT・モビリティ支援、データ分析・AI活用、DX支援、WEBシステム開発等のソリューションを提供しています。
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会社名 | Will Smart |
代表者 | 石井 康弘(45歳) |
所在地 | 東京都江東区富岡2-11-6 HASEMAN BLDG5-1 |
設立 | 2012年 |
従業員数 | 50人 |
IPO調達資金使途 | 人材採用および人件費・教育費、設備投資 |
Will Smartはゼンリン子会社の社内ベンチャーとして2012年設立され、現在はゼンリン(9474)の子会社となっています。
Will Smartの沿革
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Will Smartはモビリティ関連の顧客企業が抱える事業課題に対し、総合情報配信・クラウド化支援・モビリティシステム・AI・データサイエンスのサービスを提供しています※インポートセグメントに関しては2025年度に事業撤退。
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総合情報配信サービスは創業時から手掛けているサービスで、屋外・店頭・公共空間・交通機関などの場所において、デジタルサイネージを使って施設の館内情報や交通機関の運行情報などを情報発信しています。
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クラウド化支援サービスでは、顧客企業が利用するオンプレミスの販売や予約システムなどをクラウド化することによるリニューアルや、新規事業の販売系基幹システムの開発を行っています。
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モビリティシステムサービスでは、車両データ(位置情報、燃料残情報、車両情報など)の収集・管理基盤であるIoTゲートウェイパッケージの提供、カーシェアやレンタカー、EV充電器の予約システムなどから構成されています。
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AI・データサイエンスサービスでは、地方行政や自治体、地方公共交通などの顧客を中心に、その事業領域に特化した実証実験や、地方公共交通再編のために、複数の交通事業者や自治体などの交通利用データを分析、可視化することができるシステムを提供しています。
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Will Smartの主な販売先
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Will Smartの業績推移
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Will SmartのIPO評価
Will Smartの公開規模は想定価格ベースで約10.7億円となり、従業員持ち株会に1万株を上限として割り当てる予定です。
VC(ベンチャーキャピタル)の保有はなく、筆頭株主はゼンリン(9474)で約55.81%、第2位は九州旅客鉄道で約14.66%で、ENEOS(約5.48%)や都築電機(約3.30%)、岡崎製鋼・明日香建設(各1.45%)となっており、ゼンリンは上場時に保有の約24%を、九州旅客鉄道と都築電機は上場時に保有の全株を売却します。
既存株主や新株予約権者には上場後90日のロックアップが掛かってますが、公開価格の1.5倍以上でロックアップが解除されます。
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現在Will Smartはゼンリン(9474)の子会社で、上場後はゼンリンの持ち分適用会社となる予定です。
Will Smartの業績は近年連続の減収で今期も第3四半期時点ではまだ赤字であり、通期では約33%の増収で利益面でも黒字化する見込みですが、来期の予想は非開示となっています。
九州旅客鉄道と都築電機の保有全株売却で売出し比率が約74.1%と高い点は気になりますが、事業的には今後の成長が期待できそうなビジネスも多く手掛けており、公開規模も小さめでIPOの日程にも恵まれそうなことから、現時点での個人的評価は「C+」としておきます。
WillSmartのIPO取り扱い証券
主幹事証券 | 大和証券 |
幹事証券 | 野村證券 楽天証券 マネックス証券 松井証券 DMM株(委託?) |
Will SmartのIPO初値予想
現時点での初値予想は2,400円としておきます。
※想定価格= 1,380円:仮条件決定前
3/29(金)の仮条件決定後、ブック開始日を目途に改めて初値予想をアップします
↓皆さんの初値予想は?↓
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タグ :IPO評価 Will Smart
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