Chordia Therapeutics(コーディアセラピューティクス)がIPO(新規上場)が承認されました。
コーディアセラピューティクスは、昨年の9月にIPOを一度中止しており、今回は改めての上場申請となります。
コーディアセラピューティクスの上場日は6/14(金)で、上場市場は東証グロースになります。
主幹事はSBI証券で、IPOの申し込み期間(BB期間)は5/30(木)~6/5(水)となってます。
コーディアセラピューティクスの業績推移
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コーディアセラピューティクスIPOの基礎情報
証券コード | 190A |
社名 | Chordia Therapeutics株式会社 |
業種 | 医薬品 |
事業内容 | RNA制御ストレスを標的とするがん治療薬の開発等 |
上場日 | 6/14(金) |
上場市場 | 東証グロース |
公募株数 | 9,100,000株 |
売出株数 | 0株 |
OA | 1,365,000株 |
想定価格 | 153円 |
仮条件 | 5/28(火) |
最低必要金額 | 1.53万円(想定価格で計算) |
吸収金額 | 16.0億円(想定価格で計算) |
時価総額 | 100.3億円(想定価格で計算) |
BB期間 | 5/30(木)~6/5(水) |
公募価格決定日 | 6/6(木) |
主幹事証券 | SBI証券 |
幹事証券 | 野村證券 みずほ証券 あかつき証券 岩井コスモ証券 岡三証券 極東証券 東洋証券 広田証券 松井証券 丸三証券 水戸証券 楽天証券 SBIネオトレード証券(委託取り扱い決定!) 岡三オンライン(委託取り扱い決定!) DMM株(委託?) |
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コーディアセラピューティクスは、新規抗がん薬(RNA制御ストレスを標的とするがん治療薬)の上市を目指して研究開発を行う創薬ベンチャーです。
コーディアセラピューティクスの今回の公開規模は想定価格ベースで約16.0億円で(前回は約28.8億円)、欧州及びアジア等の海外(米国およびカナダを除く)にも販売されます。
また、現在の筆頭株主である武田薬品工業のほか、メディパルクホールディングスとVCの合計3社に、合計4.5億円に相当する株式を親引けで割り当てる予定です。
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武田薬品工業で総株数の約14.71%を保有しており、第2位以下には計12社のVCが約67.3%(4324.82万株)を保有しています。
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他では、代表取締役の三宅洋氏が約6.12%(新株予約権含む)の保有で、従業員の森下氏が約2.28%(新株予約権含む)、シオノギファーマが約1.31%、京都大学が約0.72%(新株予約権)となっており、上位株主には上場後90日~360日のロックアップが掛かっていますが、上場時に売却可能な株式も140万株ほどあるようです。
今回は主幹事を野村證券からSBI証券に変更しており、公開規模を前回から約44.4%%ほど圧縮した上、コーナーストーンで約4.5憶円の親引け割当先を用意したほか、VCによる1.5倍でのロックアップ解除条項もなくなっており、需給面が大幅に改善された印象です。
ただ、業績的には前期に小野薬品工業からのマイルストン収入で黒字化していましたが、今期は半期を終えた時点で収益ゼロで再び赤字となっています。
コーディアセラピューティクスはリスクの高い創薬ベンチャーのIPOですが、今年2月に上場したウェリタス イン シリコは好発進しており、今回どちらに転ぶか読み難いところですね。
パッと見では需給面が改善されたことなそれなりの印象ですが、まずは予想会社の評価や仮条件を確認したいところです。
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