タウンズのIPO評価と初値予想です。
タウンズの上場日は6/20(木)で、IPOの申し込みは6/5(水)からスタートします。
タウンズの概要
タウンズは、インフルエンザウイルスやRSウイルス、新型コロナウイルス抗原検査キットなど、様々な感染症の迅速診断キットを開発・製造し、国内外へ販売している体外診断用医薬品メーカーです。
会社名 | タウンズ |
代表者 | 野中 雅貴(49歳) |
所在地 | 静岡県伊豆の国市神島761番1 |
設立 | 2016年 |
従業員数 | 272人 |
IPO調達資金使途 | - |
タウンズの創業は1987年で、現代表取締役社長の野中雅貴の実父が旧タウンズを設立し、2016年には投資会社の資本参加に伴って組織再編を行い、現在のタウンズとなっています。
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タウンズの主力製品は、イムノクロマト法を利用することで、特別な装置を必要とせず、患者のそばで迅速な診断を可能としています。
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⇒ タウンズの研究開発(HP)
タウンズの業績推移
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タウンズのIPO評価
タウンズの公開規模は想定価格ベースで約106.7億円となり、欧州及びアジア等の海外(米国およびカナダを除く)にも販売されます。
第4位株主のくふうカンパニー(300万株保有)を除く既存残株主には上場後180日のロックアップが掛かっており、価格による解除条項はありません。
タウンズの業績はコロナ特需の影響で前期は大幅な減益でしたが、今期はそれなりに回復する見込みであり、想定価格ベースの予想PERは約8.0倍と割高感はありません。
ただ、タウンズIPOは東証スタンダードの上場でやや地味な印象もあり、上場日の6/20(木)は3社同時上場と厳しい日程の中、タウンズIPOの公開規模が最も大きくなります。
業績水準が高いことから機関投資家の参戦は期待できそうですが、人気化し難いファンドの出口案件でもあることから、個人の人気は限られると思われます。
現時点での個人的評価は「D」とします。
タウンズIPOの取り扱い証券
主幹事証券 | 大和証券 三菱UFJMS証券 モルガン・スタンレーMUFG証券 |
幹事証券 | みずほ証券 SMBC日興証券 野村證券 SBI証券 静岡ティーエム証券 FFG証券 アイザワ証券 岩井コスモ証券 極東証券 東海東京証券 東洋証券 丸三証券 松井証券 マネックス証券 楽天証券 auカブコム証券(委託取り扱い決定!) DMM株(委託?) |
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タウンズIPOの初値予想
現時点での初値予想は450円としておきます。
※想定価格= 440円:仮条件決定前
6/4(火)の仮条件決定後、ブック開始日を目途に改めて初値予想をアップします
↓皆さんの初値予想は?↓
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