MFSのIPO評価と初値予想です。
MFSの上場日は6/21(金)で、IPOの申し込みは6/6(木)からスタートします。
⇒ MFS(196A)IPOの上場承認!基礎情報と初値予想!
MFSの概要
MFSは、オンライン住宅ローンサービスの「モゲチェック」や不動産投資の総合プラットフォーム「INVASE」を運営しており、金融機関や提携不動産会社から送客手数料を得ています。
会社名 | MFS |
代表者 | 中山田 明(57歳) |
所在地 | 東京都千代田区大手町1-6-1 大手町ビル2階 FINOLAB |
設立 | 2009年 |
従業員数 | 44人(連結60人) |
IPO調達資金使途 | 採用費・人件費、広告宣伝費 |
「モゲチェック」では、ウェブとスマホアプリで住宅購入予定者に住宅ローンを媒介しており、ユーザーには住宅ローンの比較・最適なローンの提案・審査申し込みまでサポートするほか、チャットによるサポートも行っています。
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モゲチェックサービスの会員数や住宅ローン審査の申込数は順調に増加しています。
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モゲチェックと他サービスの違い
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「INVASE」では、ウェブとスマホアプリで不動産投資用ローンの媒介や投資用不動産物件の紹介、投資用物件購入予定者の紹介などを行っており、同じく会員数を順調に増加させています。
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セグメント別の売上構成と主な販売先
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⇒ MFSのサービス(HP)
⇒ MFSの目論見書
MFSの業績推移
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MFSのIPO評価
MFSの公開規模は想定価格ベースで約19.9億円となり、欧州及びアジア等の海外(米国およびカナダを除く)にも販売されます。
既存株主には上場後180日のロックアップが掛かってますが(制度ロックアップ含む)、VC残の約168万株(新株予約券含む)に関しては、公開価格の1.5倍以上でロックアップが解除されます。
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「モゲチェック」は住宅ローンの比較だけでなく、最適なローンの提案から審査の申し込みまで行えるので非常に便利そうです。
利用者も年々順調に増加しており、業績的にはまだ赤字ながらも売上は急拡大していることから、来期の黒字化が期待されます。
ただ、「さあ、これから」という場面で8社ものVCが上場時に全株を放出するというのは少し気になるところです。
また、個人的には今後の金利上昇局面は金利比較のニーズが高まることで同社に有利に働くとみていましたが、金利の上昇は住宅購入者の減少や借り換えニーズの減少にも繋がることから、実際にどうなるかは不透明です。
MFSは海外への販売もあり低単価のIPOでもあるので何とかなりそうなイメージですが、まずは仮条件を確認したいところであり、現時点での個人的評価は「C-」としておきます。
MFSのIPO基礎情報
主幹事証券 | SMBC日興証券
みずほ証券 |
幹事証券 | 野村證券 SBI証券 東海東京証券 楽天証券 松井証券 中銀証券 DMM株(委託?) |
3社共同でもマネックス証券が主幹事に入るのは久しぶりです。
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MFSのIPO初値予想
現時点での初値予想は450円とします。
※想定価格= 400円:仮条件決定前
6/5(水)の仮条件決定後、ブック開始日を目途に改めて初値予想をアップします
↓皆さんの初値予想は?↓
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