豆蔵デジタルホールディングスのIPO評価と初値予想です。
豆蔵デジタルホールディングスの上場日は6/27(木)で、IPOの申し込みは6/11(火)からスタートします。
⇒ 豆蔵デジタルホールディングスIPOの上場承認!基礎情報と初値予想!
豆蔵デジタルホールディングスの概要
豆蔵デジタルホールディングスは、顧客企業にクラウドコンサルティングやAIコンサルティングのほか、AIロボティクス・エンジニアリングやモビリティ・オートメーション等の情報サービス事業を展開しています。
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会社名 | 豆蔵デジタルホールディングス |
代表者 | 中原 徹也(58歳) |
所在地 | 東京都新宿区西新宿2-1-1 新宿三井ビル 34階 |
設立 | 2020年 |
従業員数 | 17人(連結808人) |
IPO調達資金使途 | 採用費 |
豆蔵デジタルホールディングスの前身は2020年に経営陣によるMBOで上場廃止となった豆蔵(3756)で、現在は、エヌティ・ソリューションズ、コーワメックス、豆蔵の3社を連結子会社とする持ち株会社となってます。
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サービス別売上構成と実績推移
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⇒ 豆蔵デジタルホールディングスの事業領域(HP)
豆蔵デジタルホールディングスの業績推移
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豆蔵デジタルホールディングスのIPO評価
豆蔵デジタルホールディングスの公開規模は想定価格ベースで約65.8億円となり、欧州及びアジア等の海外(米国およびカナダを除く)にも販売されます。
また、因幡電機産業(9934)に対して取引関係を今後も維持・発展させることを目的に48万株(想定価格ベースで約6.1憶円)を上限として親引けで割り当てる予定です。
既存株主の親会社はインテグラルの100%子会社で約96.74%を保有しており、上場時に保有の28%を放出(OA分を除く)し、残株には上場後180日のロックアップが掛かっています。
豆蔵デジタルホールディングスの業績は堅調で今期も増収増益の見込みであり、想定価格で計算した今期の予想PERは約15倍と割高感はありません。また、配当利回りも約4.65%と高めで、今後も配当性向50%~70%を目指すとしています。
ただ、同社は上場廃止となった豆蔵(3756)の一部業務を引き継いだ企業の再上場案件であり、インテグラル子会社による出口案件になります。
海外への販売(比率は未定)や親引け分を考慮しても公開規模はやや重い印象であり、不人気の出口案件でもあることから、まずは仮条件を確認したいところであり、現時点での個人的評価は「D」とします。
豆蔵デジタルホールディングスの取り扱い証券
主幹事証券 | SMBC日興証券 三菱UFJMS証券 モルガン・スタンレーMUFG証券 |
幹事証券 | 大和証券 みずほ証券 野村證券 香川証券 SBI証券 松井証券 マネックス証券 東海東京証券 auカブコム証券(委託取り扱い決定!) DMM株(委託?) |
↓IPO取扱い最多級のSMBC日興証券↓
豆蔵デジタルホールディングスIPOの初値予想
現時点での初値予想は1,350円としておきます。
※想定価格= 1,280円:仮条件決定前
6/10(月)の仮条件決定後、ブック開始日を目途に改めて初値予想をアップします
↓皆さんの初値予想は?↓
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タグ :IPO評価 豆蔵デジタルホールディングス
業種は異なりますが、ソラコム(147A)のように海外比率(80%台)にならないか期待しています。
海外比率が高く親引も9.3%あれば売り圧力が随分軽減されます。
初値からあまり上がらないとしても配当利回りが高いので長期保有もありかな、と思っています。
MIMU様
コメントありがとうございます。
IPOは需給が大事なので海外販売比率が高まると良いですね。