タイミーのIPO評価と初値予想です。
タイミーの上場日は7/26(金)~8/1(木)のいずれかの日で、IPOの申し込みは7/9(火)からスタートします。
タイミー(Timee)の概要
タイミーは、スキマバイトサービス「「Timee(タイミー)」を運営している企業です。
会社名 | タイミー |
代表者 | 小川 嶺(27歳) |
所在地 | 東京都港区東新橋1-5-2 汐留シティセンター 35階 |
設立 | 2017年 |
従業員数 | 917人 |
IPO調達資金使途 | - |
タイミーは、2017年に代表取締役の小川嶺氏が立教大学在学中に創業しました。
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タイミーは有料職業紹介事業として、「働きたい時間」と「働いてほしい時間」をマッチングするスキマバイトサービスで、従来の求人型バイトサービスとは異なり、業務はクライアントとワーカーの1日単位の直接雇用となっています。
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タイミーはマッチングプラットフォームの提供により、ワーカーに支払われる賃金報酬と交通費の合計額の30%程度を手数料として受領しています。
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クライアントの属性
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タイミーの2024年4月末現在の登録ワーカー数は770万人、登録クライアント事業所数は25.4万拠点と急拡大しています。
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⇒ タイミーのサービス(HP)
タイミーの業績推移
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タイミーのIPO評価
タイミーの公開規模は想定価格ベースで約493.2億円となり、米国および欧州を中心とした海外に約60%販売 ⇒ 海外に約70%販売(7/9付)されるほか、従業員持ち株会に最大75万株(約10億円) ⇒ 43.81万株(仮条件の上限価格計算で約6.35億円)が親引けで割り当てる予定です。
株主にはミクシー・エン・ジャパン・サイバーエージェント等の大企業の他に多くのVCが見参され、既存株主の残株には上場後180日から最長6年のロックアップが掛かっています。
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タイミーは今年最大の大型IPOになりそうですが、海外販売比率が高め(6割)のグローバルオファーとなります。
ちなみに、今年ここまで最大だったトライアルHDの海外配分比率は当初35%の予定でしたが、最終的には60%にまで拡大されたことで尻上がりに盛り上がり、初値は公開価格を3割ほど上回りました。
タイミーはスキマバイトサービスのパイオニアであり、CMやネット広告も多いことから知名度も高く、足元の業績も絶好調ということで、個人投資家の注目度は高そうです。
ただ、想定価格で計算した今期予想PERは約51.9倍~約60.4倍(中間値で約56.1倍)となっており、来期の高成長も織り込んだ強気の価格設定となってます。
そのせいもあってか、上場時に全株放出する既存株主やVCが多いのはやはり気になるところであり、もし仮条件が上振れてきた場合には期待感が高まる半面、割高感がさらに増してしまう形になります。
先週は地合いの回復を感じる場面もあったので、現時点での個人的評価は「C」としておきますが、とりあえず仮条件を待ちたいと思います。
タイミーIPOの取り扱い証券
主幹事証券 | 大和証券 三菱UFJMS証券 M・スタンレーMUFG証券 |
幹事証券 | 野村證券 みずほ証券 SBI証券 SMBC日興証券 岩井コスモ証券 水戸証券 岡三証券 楽天証券 auカブコム証券(委託取り扱い決定!) 岡三オンライン(委託取り扱い決定!) DMM株(委託?) |
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タイミーのIPO初値予想
現時点での初値予想は1,630円としておきます。
※想定価格= 1,230円~1,430円:仮条件決定前
7/9(火)の仮条件決定後に改めて初値予想をアップします
↓皆さんの初値予想は?↓
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