リプライオリティのIPO評価と初値予想です。
リプライオリティの上場日は9/25(水)で、IPOの申し込みは9/5(木)からスタートします。
リプライオリティの概要
リプライオリティは、通信販売企業とメーカーを取引先とするコールセンターを運営(D2C事業)するほか、小売店のスペースを有効活用したプロモーション支援のリテールメディア事業と、健康海藻のアカモクをTV通販する通信事業を展開しています。
収益
リプライオリティの収益構成
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会社名 | リプライオリティ |
代表者 | 中山 伸之(50歳) |
所在地 | 福岡県福岡市博多区綱場町9-20 長府博多ビジネスセンター3F |
設立 | 1998年 |
従業員数 | 62人 |
IPO調達資金使途 | 人材採用に係る人件費、コールセンター新設費用、自社販売のための新商品開発費用、借入金返済 |
リプライオリティは1998年に東京で設立され、2010年に現在のD2C事業をスタートし、2024年6月に本社を福岡県博多区に移転しています。
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主力のD2C事業では、通販会社を徹底的に理解したビジネスモデルを展開しています。
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400人超のコミュニケーターによる月間架電数は約150万コールを誇り、品質向上のためモニタリングを行う専門チームを配置するなど、顧客の通販会社のLTV向上に寄与するための基準を設けています。
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リテールメディア事業では、長年積み上げてきた全国10,862店舗との提携関係が強みであり、設置店舗に対してきめ細やかなフォローを行うことで、プロモーションの効率化を実現しています。
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通販事業ではスーパーフードと呼ばれるアカモクを主力とし、通販支援事業で培ったノウハウを活かして地上波放送やBS放送で通信販売を行っています。
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⇒ リプライオリティのD2Cビジネス(HP)
リプライオリティの業績推移
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リプライオリティのIPO評価
リプライオリティの公開規模は想定価格ベースで約4.2億円となり、VC(ベンチャーキャピタル)の保有はありません。
代表の中山伸之とその資産管理会社が保有する株式(総株数の約9割)には上場後180日のロックアップが掛かってますが、上場時に売却可能な既存株が約4万株あります。
上場日の9/25(水)はROXX(241A)と同時上場となり、翌日は最大4社の上場が控える日程です。
リプライオリティの現在の主力事業は架電型のコールセンターで業績も堅調であり、公募のみの小型IPOでVCの保有もありません。
ただ、それでも地方市場と中堅主幹事に対する不安は大きく、買い需要は乏しそうなため、現時点での個人的評価は「D」とします。
リプライオリティIPOの取り扱い証券
主幹事証券 | Jトラストグローバル証券 |
幹事証券 | SBI証券 松井証券 東海東京証券 岡三証券 マネックス証券 西日本TT証券 FFG証券 岡三オンライン(委託取り扱い決定!) DMM株(委託?) |
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リプライオリティのIPO初値予想
現時点での初値予想は公開価格近辺としておきます。
※想定価格= 1,520円:仮条件決定前
9/3(火)の仮条件決定後、ブック開始日を目途に改めて初値予想をアップします
↓皆さんの初値予想は?↓
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