オルツのIPO評価と初値予想です。
オルツの上場日は10/11(金)で、IPOの申し込みは9/26(木)からスタートします。
オルツの概要
オルツはパーソナル人工知能(P.A.I.)の研究を通じ、その過程から生まれた技術で様々なAIプロダクトやソリューションを提供しています。
会社名 | オルツ |
代表者 | 米倉 千貴(47歳) |
所在地 | 東京都港区六本木7-15-7 新六本木ビル (SENQ六本木 402) |
設立 | 2014年 |
従業員数 | 20人 |
IPO調達資金使途 | 広告宣伝費・販売促進費、研究開発費、採用関連費、借入金返済 |
パーソナル人工知能(P.A.I.)とは「私=1人称を表現する 私たちにとって唯一のA.I.」で、私たち自身の意思をデジタル化し、それをクラウド上に配置してあらゆるデジタル作業をそのクローンにさせることを目的としたA.I.です。
プロダクトラインナップ
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プロダクトの主力であるAI議事録作成ツール「AI GIJIROKU」はZOOMとも連携しており、導入企業は8,000社を超えています。
オルツは、要素技術、LLM(大規模言語モデル)、インフラストラクチャー等、生成AIのバリューチェーンにおいて必要な技術要素を自社開発・自社保有しています。
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オルツは2014年の設立以来、パーソナル人工知能(P.A.I.)の実現に向けて先行して研究開発を実施してきました。
オルツの沿革と実績
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サービス別の販売実績は以下の通りで、主な販売先は、販売パートナーのジークス、郵便ギフト、INFホールディングスとなっています。
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⇒ オルツのソリューション(HP)
⇒ オルツの目論見書
オルツの業績推移
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オルツのIPO評価
オルツの公開規模は想定価格ベースで約52.8億円となり、欧州及びアジア等の海外(米国およびカナダを除く)にも販売されます。
約30社のVCが総株数の半数以上を保有し、メタリアル社(54.95万株保有)を除く既存株主には上場後90・180日のロックアップが掛かっていますが、VC14社の661.64万株に関しては、公開価格の1.5倍以上でロックアップが解除されます。
IPOの申し込みは前受金不要です!
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オルツは本格派のAIベンチャーという印象で注目度も高そうであり、売上も急拡大中で勢いを感じますが、まだ赤字額が拡大している局面での上場です。
公開規模は海外への販売を考慮しても軽くはなく、何となくの期待感で買いに向かうにはリスクも高そうです。
単価の安いIPOなので大丈夫そうなイメージはありますが、とりあえず機関投資家らの意見が反映された仮条件を待ちたいと思います。
現時点での個人的評価は「C-」としておきます。
オルツIPOの取り扱い証券
主幹事証券 | 大和証券 |
幹事証券 | SBI証券 野村證券 あかつき証券 松井証券 丸三証券 DMM株(委託?) |
オルツのIPO初値予想
現時点での初値予想は550円とします。
※想定価格= 510円:仮条件決定前
9/25(水)の仮条件決定後、ブック開始日を目途に改めて初値予想をアップします
↓皆さんの初値予想は?↓
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