TMHのIPO評価と初値予想です。
TMHの上場日は12/4(水)で、IPOの申し込みは11/19(火曜)からスタートします。
TMHの概要
TMHは半導体製造装置部品の販売・修理、半導体製造装置の買い取り・売却支援を手掛けている企業です。
TMHは越境ECプラットフォーム「LAYLA-EC」や「LAYLA-Auction」を運営しており、半導体製造部品の調達・物流・製造のサプライチェーンにおける様々なソリューションを提供しています。
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会社名 | TMH |
代表者 | 榎並大輔(42歳) |
所在地 | 大分県大分市下郡北3-14-6 |
設立 | 2012年 |
従業員数 | 37人 |
IPO調達資金使途 | 広告宣伝費、製造設備資金、システム開発費用、採用費・人件費 |
TMHは東芝大分工場の調達部に勤務していた榎並大輔氏(現代表取締役社長)が、当時感じたサプライヤー管理(調達)に対する課題を解決すべく2012年に設立されました。
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部品販売・修理サービスでは、「LAYLA-EC」や継続的に取引を行っているサプライヤーなどを通じ、半導体工場に半導体製造装置部品の販売と修理サービスを展開しています。
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装置販売サービスでは、中古の半導体製造装置を買い取って販売しており、装置の解体から搬出(設置)までを一気通貫でサポートしています。
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サービス別の売上高や主な販売先は以下の通りで、地域別では日本が約68.5%、アジアが約30.6%、米国が0.4%、その他が0.5%となっています。
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⇒ TMHの事業紹介(HP)
⇒ TMHの目論見書
TMHの業績推移
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TMHのIPO評価
TMHの公開規模は想定価格ベースで約10.4億円となり、VC(ベンチャーキャピタル)は9社で63.925万株が残ります。
既存株主には上場後180日・90日のロックアップが掛かっており、VC9社と2個人の計78.925万株に関しては、公開価格の1.5倍以上でロックアップが解除されます。
半導体の製造は常に最新の設備が求められそうなイメージでしたが、同社の目論見書を見ると半導体製造装置の中古マーケット市場は年々拡大しているようです。
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TMHの業績も今期急拡大する見込みであり、受注高も今期の第3四半期時時点で前期の約86.7%に達するなど、来期もさらなる拡大が期待できそうです。※ただし来期の業績予想は非公開
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TMHは比較的軽めのIPOであり、好業績を背景にロックアップ解除ラインまでは順当に買いを集めそうなため、現時点での個人的評価は「C」とします。
TMHのIPO取り扱い証券
主幹事証券 | SBI証券 |
幹事証券 | 野村證券 岡三証券 アイザワ証券 東洋証券 岩井コスモ証券 極東証券 西日本シティTT証券 広田証券 松井証券 マネックス証券 水戸証券 むさし証券 SBIネオトレード証券(委託取り扱い決定!) 岡三オンライン(委託取り扱い決定!) DMM株(委託?) |
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TMHのIPO初値予想
現時点での初値予想は2,150円とします。
※想定価格= 1,500円:仮条件決定前
11/15(金)の仮条件決定後、ブック開始日を目途に改めて初値予想をアップします
↓皆さんの初値予想は?↓
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