キオクシアホールディングスのIPO評価と初値予想です。
キオクシアホールディングス(旧東芝メモリ)の上場日は12/18(水)で、IPOの申し込みは12/2(月)からスタートします。
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⇒ キオクシアホールディングスIPOの上場承認!基礎情報と初値予想!
キオクシアホールディングスの概要
キオクシアホールディングスはフラッシュメモリーの大手で、メモリーおよびSSDなど関連製品を開発・製造・販売しています。
会社名 | キオクシアホールディングス |
代表者 | 早坂 伸夫(69歳) |
所在地 | 東京都港区芝浦3-1-21 田町ステーションタワーS |
設立 | 2019年 |
従業員数 | 123人(連結1万5152人) |
IPO調達資金使途 | 設備投資 |
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⇒ キオクシアホールディングスの製品とテクノロジー(HP)
キオクシアホールディングスの業績推移
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キオクシアホールディングスのIPO評価
キオクシアホールディングスの公開規模は想定価格ベースで約1,150億円となり、欧州及び米国を中心とする海外にも40%販売する予定です。※国内規模約690億円
単独での筆頭株主は東芝で約39.68%を保有していますが、ベインキャピタル系のファンド4社で約54.91%(実質ファンド傘下)となっており、他ではHOYAが約3.06%となっています。
今回のIPOで東芝は保有の約17.1%、ベインキャピタル系のファンドは4社計保有の約12.3%をIPO時に放出し、残株には上場後180日のロックアップが掛かっています。
正直よくわかりません(苦笑)。例えどちらに転んでも、後付けでいくらでも理由が付けられそうです。
これまで何度もケチが付いた流れを考えると厳しい見方になりますが、ここまで安いならな妙味がありそうな気はします。前回との比較
ただ、当初からのディスカウント率が非常に大きいため、逆に怪しく思えたりもします。。
4年前には2兆円を超える時価総額を目論みながら中止を余儀なくされ、それ以前には3兆円という報道も目にしたので、その水準から考えると今回は「半値8掛け2割引き」以上の叩き売り価格です。
足元の業績は非常に好調のようなので(通期の業績予想は非開示)、やはり「なぜ今この価格で上場?」という疑念は拭えませんが、そこには様々な思惑が絡んでいるのかもしれません。
今回は昨年10月に導入された新たな上場方式(S-1方式:東証の承認前に機関投資家の需要を探るやり方)を利用しているため、おそらく目先の業績は「一時的」というのが機関投資家の見立てなのでしょう。
機関投資家にヒアリング済みなら想定価格から仮条件が大きくブレることはないと思いますが、とりあえず2日(月)に決定する仮条件を待つほかありません。
現時点での個人的評価は「D」とします。
キオクシアホールディングスIPOの基礎情報
主幹事証券 | 三菱UFJMS証券
M・スタンレーMUFG証券 Bofa証券 みずほ証券 大和証券 |
幹事証券 | SBI証券
楽天証券 DMM株(委託?) |
↓IPO取り扱最多級のSMBC日興証券↓
キオクシアホールディングスのIPO初値予想
現時点での初値予想は1,300円~1,855円(時価総額7,000億円~1兆円換算)とします。
※想定価格= 1,390円:仮条件決定前
12/2(月)の仮条件決定後、改めて初値予想をアップします
↓皆さんの初値予想は?↓
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タグ :IPO評価 キオクシアホールディングス再
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