プログレス・テクノロジーズ グループのIPO評価と初値予想です。
プログレス・テクノロジーズ グループの上場日は3/28(金)で、IPOの申し込みは3/12(水)からスタートします。
⇒ プログレス・テクノロジーズ グループIPOの上場承認!IPO基礎情報と初値予想!

プログレス・テクノロジーズ グループの概要
プログレス・テクノロジーズ グループは、大手製造業の設計開発領域に対して様々なソリューションやサービスを提供しています。
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会社名 | プログレス・テクノロジーズ グループ |
代表者 | 中山 岳人(52歳) |
所在地 | 東京都江東区青海1-1-20ダイバーシティ東京オフィスタワー15階 |
設立 | 2020年 |
従業員数 | 23人(連結561人) |
IPO調達資金使途 | 採用費・人件費などの運転資金、借入金返済 |
同社の連結子会社となっているプログレス・テクノロジーズは2005年の設立で、2020年にジャフコからの出資を受け入れるにあたり、現在のプログレス・テクノロジーズ グループが設立されました。
プログレス・テクノロジーズの沿革
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プログレス・テクノロジーズの事業形態は、ソリューション事業、デジタルツイン事業、エンジニアリング事業の3つに分けられており、それぞれのサービス内容は以下の通りです。
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ソリューション事業では、顧客企業の「設計のやりかたを設計」するコンサルティングサービス、最先端のデジタルツール導入から定着支援までを行うデジタルエンジニアリングサービス、製品開発をプロジェクト単位で引き受けるプロジェクトサービスを提供しています。
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デジタルツイン事業では、最先端の高性能ドライビングシミュレーターを活用し、バーチャルテスト環境からプラントモデルの開発・評価、開発プロセスの改革の提案までの一連のソリューションを提供しています。
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エンジニアリング事業は、設計開発領域に特化して開発リソースの提供と技術課題の解決を実現するサービスであり、メカ・エレキ・ソフトの各分野において、プロジェクトの一員として設計・開発業務を支援しています。
事業形態別売上と主な販売先
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⇒ プログレス・テクノロジーズ グループのサービス(HP)
プログレス・テクノロジーズ グループの業績推移
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プログレス・テクノロジーズ グループのIPO評価
プログレス・テクノロジーズ グループの公開規模は想定価格ベースで約82.7億となり、となり、ウィンボンド・エレクトロニクスに10億円、丸紅I-DIGIOホールディングスに8.5億円、ヌヴォントンテクノロジージャパンに5.0憶円、三ラクシアエッジテクノロジーに5.0億円を上限とした株式を親引けで割り当てる予定です。
既存の現物株主はジャフコ系VCの2社のみで計707.22万株(総株数の約95%)を保有しており、上場時にOA分を含め保有分の半数強を放出し、残株には上場後90日のロックアップが掛かります。
プログレス・テクノロジーズ グループIPOはジャフコによる出口案件であり、公開規模は大きめですが親引け分を除くと想定価格ベースで約54.2億円となります。
業績的には売上は緩やかな増加傾向にある中、利益ベースでは2025年2月期には減益となる見込みですが、今期は減益前の2024年2月期を5割ほど上回る大幅な増益を見込んでいます。
野村証券が主幹事で親引け先も多いことから何とかなりそうな気はしますが、ファンドによる出口案件ということで警戒されそうであり、当日はトヨコーと同時上場で資金分散の影響も受けそうです。
現時点での個人的評価は「D」とします。
プログレス・テクノロジーズ グループIPOの基礎情報
主幹事証券 | 野村證券 |
幹事証券 | 三菱UFJMS証券 SBI証券大和証券 マネックス証券 アイザワ証券 東海東京証券 松井証券 あかつき証券 三菱UFJ eスマート証券(委託取り扱い決定!) DMM株(委託?) |
プログレス・テクノロジーズ グループのIPO初値予想
現時点での初値予想は公開価格近辺とします。
※想定価格= 1,890円:仮条件決定前
3/11(火)の仮条件決定後、ブック開始日を目途に改めて初値予想をアップします
↓皆さんの初値予想は?↓

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