伊澤タオルがIPO(新規上場)が承認されました。
伊澤タオルの上場日は6/20(金)で、上場市場は東証スタンダードになります。

主幹事は三菱UFJMS証券やSBI証券らが共同で務め、IPOの申し込み期間(BB期間)は6/4(水)~6/10(火)となります。
ようやく6月のIPOが出てきました。本日は6/23(月)上場のウェルネス・コミュニケーションズのIPOも新規承認されています。
伊澤タオルの業績推移
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伊澤タオルIPOの基礎情報
証券コード | 365A |
社名 | 伊澤タオル株式会社 |
業種 | 繊維製品 |
事業内容 | タオル製品等の企画・製造および販売 |
上場日 | 6/20(金) |
上場市場 | 東証スタンダード |
公募株数 | 0株 |
売出株数 | 3,750,000株 |
OA | 562,500株 |
想定価格 | 700円 |
仮条件 | 6/3(火) |
最低必要金額 | 7.0万円(想定価格で計算) |
吸収金額 | 30.2億円(想定価格で計算) |
時価総額 | 70.0億円(想定価格で計算) |
BB期間 | 6/4(水)~6/10(火) |
公募価格決定日 | 6/11(水) |
主幹事証券 | 三菱UFJMS証券 モルガン・スタンレーMUFG証券 SBI証券 |
幹事証券 | SMBC日興証券 野村證券 アイザワ証券 岩井コスモ証券 東海東京証券 松井証券 三菱UFJ eスマート証券(委託?) SBIネオトレード証券(委託?) DMM株(委託?) |
三菱UFJ eスマート証券やSBIネオトレード証券の裏幹事(委託取り扱い)も期待できそうです。
伊澤タオルはタオル製品に特化したOEM・ODMサービスを提供している国内トップのタオル専業メーカーであり、Amazonでは「タオル研究所」のブランドで人気を得ています。
伊澤タオルのIPOは公募ゼロの売出しのみで、公開規模は想定価格ベースで約30.2億円となり、欧州及びアジア等の海外(米国およびカナダを除く)にも販売される予定です。
筆頭株主はジャフコのVC(ベンチャーキャピタル)で総株数の約57.53%を保有しており、第2位は伊澤キャピタルパートナーズ合同会社で約23.97%、第3位はジャフコのVCで約14.38%で、現物株主は3社で以下は新株予約権の保有となります。
ジャフコのVC2社は上場時に保有の50%を売却し、残株と伊澤キャピタルパートナーズの既存株主には上場後180日のロックアップが掛かります。
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伊澤タオルはファンドによる出口案件で東証スタンダードへの上場となります。
空白期間空けのIPOということで期待したいところですが、公開規模は海外への販売を考慮しても荷もたれ感のある水準です。
伊澤タオルは自社工場を持たないファブレスメーカーでブランド力も高そうなため、パッと見ではそれなりの印象ですが、売出しのみのIPOでやや地味な印象も否めません。
業績的にも前々期の大幅な増益から前期は半減しており、現時点では今期の業績見通しも不明なことから、まずは仮条件や予想会社の評価を確認したいと思います。
↓皆さんの初値予想は?↓

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