山忠のIPO評価と初値予想です。
山忠の上場日は7/29(火)で、IPOの申し込みは7/11(金)からスタートします。

山忠(やまちゅう)の概要
山忠は、愛知県を中心に不動産の企画・開発・販売、賃貸及び管理、ビジネスホテル運営等を展開しています。
会社名 | 山忠 |
代表者 | 山崎 恭裕(60歳) |
所在地 | 愛知県海部郡大治町三本木柳原112-3 |
設立 | 1991年 |
従業員数 | 21人(連結42人) |
IPO調達資金使途 | 長期借入金の返済 |
山忠は都市型分譲マンションや宅地分譲などの積極的な企画・開発・販売を行う開発セグメントを主力とし、それらのマネジメントや不動産賃貸等のストックセグメント、ビジネスホテルの運営を行うホテルセグメントによる安定的な収益で成長を支えています。
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開発セグメントでは、インベストメント事業として1Kタイプの都市型分譲マンション(パルティール)や都市型商業ビルの企画から販売、管理までを総合プロデュースしています。
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開発セグメントにおけるソリューション事業では、都市型分譲マンションや宅地分譲、都市型アパートメントや不動産売買仲介・買取販売等を手掛けています。
ソリューション事業のサービスブランド
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ストックセグメントでは、販売した不動産オーナーのマンション経営のサポートやメンテナンス、不動産賃貸や修繕・リフォーム等を手掛けるマネジメント事業のほか、貸会議室やレンタルオフィスを手掛けるレンタル事業を展開しています。
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ホテルセグメントでは「ジャストイン」のブランドで愛知県や三重県で3店舗を運営しています。
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セグメント別の販売実績では、開発セグメントで約70.3%、ストックセグメントで約10.4%、ホテルセグメントで約19.3%となっています。
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⇒ 山忠の事業領域(HP)
⇒ 山忠の基礎情報
山忠の業績推移
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山忠のIPO評価
山忠の公開規模は想定価格ベースで約4.9億円となり、2,400株を上限として従業員持ち株会に親引けで割り当てる予定です。
VC(ベンチャーキャピタル)の保有はなく、代表取締役の山﨑恭裕氏(総株数の8割保有)の残株と従業員持ち株会には場後180日のロックアップが掛かっていますが、代表親族らが保有する13.97万株は上場時に売却可能となっています。
山忠は小型のIPOで日程にも恵まれますが、地方上場の不人気業種ということで、買いに向かう層は限られそうです。
また、OAがゼロでシンジケートカバーも入らないため、もし売り越しで始まると下値が深くなる可能性もありそうです。
とりあえずは仮条件を確認したいところですが、現時点での個人的評価は「D」とします。
山忠IPOの取り扱い証券
主幹事証券 | アイザワ証券 |
幹事証券 | SBI証券 SMBC日興証券 東海東京証券 岡三証券 安藤証券 楽天証券 松井証券 岩井コスモ証券 水戸証券 丸三証券 マネックス証券 極東証券 あかつき証券 岡三オンライン(委託取り扱い決定!) DMM株(委託?) |
↓IPO取扱い最多級のSMBC日興証券↓
山忠のIPO初値予想
現時点での初値予想は公開価格近辺とします。
※想定価格= 2,600円:仮条件決定前
7/9(水)の仮条件決定後、ブック開始日を目途に改めて初値予想をアップします
↓皆さんの初値予想は?↓

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