
2024年のIPOも前半戦が終了しました。
今年は昨年末の不振から一転して好スタートを切りましたが、3月のIPOラッシュで息切れし、4月のIPOは初値とセカンダリーでも苦戦しており、現時点で全銘柄が公開価格割れとなっています。
2024年のIPOも前半戦が終了しました。
今年は昨年末の不振から一転して好スタートを切りましたが、3月のIPOラッシュで息切れし、4月のIPOは初値とセカンダリーでも苦戦しており、現時点で全銘柄が公開価格割れとなっています。
今年の3月は15銘柄のIPOが登場し、公開価格割れとなったのは1銘柄(マテリアルグループ)のみでした。
全体的に小型の案件が多かったこともありますが、昨秋から年末にかけての不調を思えば、見違えるほどの回復ぶりです。
直近IPOの日々の商いも活況であり、現値で公開価格を下回る銘柄も29日に上場したマテリアルグループのみです。
2023年は96社のIPOが実施されました(2022年91社:2021年125社:2020年96社)
2024年も年間で90社~100社程度のIPOが見込まれているようですが、当然ながら「市況次第」で変わってきます。
2023年の個人的な成績は、昨年のラインナップや相場を考えれば上出来だったと思います。
昨年は後半に地合いが悪化したほか、「初日の成り行き注文の廃止」や「新ルール(公開価格の2割アップ)」で初値が伸び悩むケースがあったので、今年どうなるか要注目ですね。
当選IPOで保有し続けている銘柄の現状です。
2023年の当選IPOは全て売却済ですが、昨年以前に当選したIPOで未だにホールドている銘柄も結構あったりします。
今年の12月は15銘柄のIPOが登場し、初値ベースでは7勝8敗と負け越しでした。
中止(延期)になったIPOこそありませんでしたが、地合いの悪化で年末での上場を見送った企業も多いと思われます。
SBI証券は証券口座数やIPOの取り扱い数NO,1の大手であり、近年はIPOの主幹事数も急増しているネット証券です。
今回、そんなSBI証券に対して証券取引等監視委員会(SEC)が行政処分を行うよう金融庁に勧告する方向で調整しているとの報道がありました。 » この記事の続きを読む