今年の10月は12銘柄のIPOがあり、9月に続いて厳しい展開となりました。
初値が公開価格を下回ったのは5銘柄でしたが、現値が公開価格を下回る銘柄が7銘柄、初値価格を下回っている銘柄は9銘柄あり、上場後の苦戦も目立ちます。
今年の10月は12銘柄のIPOがあり、9月に続いて厳しい展開となりました。
初値が公開価格を下回ったのは5銘柄でしたが、現値が公開価格を下回る銘柄が7銘柄、初値価格を下回っている銘柄は9銘柄あり、上場後の苦戦も目立ちます。
9月以降では14銘柄のIPOが登場しており、初値が公開価格を下回ったのは4銘柄でした(同値スタートが2銘柄)。
ただ、現値が公開価格を下回る銘柄が7銘柄(半分)、初値価格を下回っている銘柄は11銘柄もあり、セカンダリーの苦戦も目立ちます。
現在のブックビルディング制度が始まって以来、ここまでの大きな改定は初めてです。
今回の見直しでは、IPOの価格や売出株数だけでなく、日程(上場日)までもフレキシブルに対応する仕様なので、最初のうちは混乱することも多くなりそうです。 » この記事の続きを読む
7月末のIPOはファンドによる出口案件が多く、それらの初値は軒並み公開価格割れとなりました。
また、期待度の高かったエコナビスタやLaboro.AIのA級IPOに関しても、初値買い意欲の後退で初値が伸び悩む結果となりました。
今年のIPOの中盤戦は21銘柄が上場し、初値が公開価格を下回ったのは3銘柄だけでした(初値勝率約85.7%)。
また、現値が公開価格を下回る銘柄も現時点で3銘柄しかないため、全体的には好調だったと言えます。
スタジアムは今年4/26の上場予定で急遽IPOを中止した銘柄です。
スタジアムIPOは公募価格も決定して配分を終えた後での中止だったため、IPOに当選していた方は泣き寝入りする格好になりました。 » この記事の続きを読む
今年のIPOの前半戦は26銘柄が上場し、初値で公開価格を下回った銘柄は1銘柄しかありませんでした(初値勝率約92.3%)。
また、現値で公開価格を下回っている銘柄も3銘柄(約11.5%)しかないため、全体的には好調だったといえます。