サイバーセキュリティクラウドのIPOは、公募価格(4,500円)の2倍を越える9,210円の初値を付けました。
地合いの悪化に加えてVCの多さを警戒する向きも多かった中、久々に強いIPOを見ることができました。
⇒ 2020年IPO初値結果はコチラ
サイバーセキュリティクラウドIPOの初値合致点推移
寄り前は売り玉の少ない中で1万円を越える初値合致点で推移していました。
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サイバーセキュリティクラウドの初値と株価推移
サイバーセキュリティクラウドの初値形成時の出来高は116,800株で、買いパワーは約10.8億円でした。
初値形成後は出来高をこなしながら上昇し、約30分後にはストップ高に張り付いて最後は比例配分で引けています。
サイバーセキュリティクラウドの日中足チャート
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サイバーセキュリティクラウドの出来高は公開株数70,000株に対して448,200株と約7回転!売買金額は約43.6億円で、VWAP(加重平均株価)は9,808.1円となってます。
まさかここまで強いとは思いませんでした。午前中はVCと思われる売り玉は見られず、後場になってポツポツと出てきましたが、万単位のまとまった売り物がなかったのが良かったのかもしれませんね。今回はVCが上手く立ち回った印象です。
IPO新規公開株ブログランキング
IPOチャレンジポイントによる当選株数は300株だったようなので、ポイント当選者は一撃で1,413,000円の利益を得た計算になります。これは一昨年の3月に上場したRPAホールディングスIPOに次ぐ金額です。
まあ、この恩恵を受けられたのは多くても25人程度?のはずで、100株応募の100株当選で悔しい想いをしている方もいると思われます。今後は極小IPOでも300株で臨まないといけませんね。
アディッシュの初値と株価推移
同日上場のアディッシュIPOは、公募価格の1,230円に対して2,101円の初値を付け、その後は売られる展開で安値引けとなりました。
アディッシュの日中足チャート
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タグ :サイバーセキュリティクラウド 初値結果
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