日本電解の初値予想最終版です。
日本電解に対する予想会社の事前評価はD評価で、厳しめの初値になると見られているIPOです。
日本電解IPOの公募価格
1,900円
日本電解IPOの公募価格は、仮条件1,800円~2,480円の下限に近い1,900円で決定しました。今期予想PERは約15.7倍、吸収規模は約108.5億円となります。
日本電解のIPO抽選結果
SMBC日興証券 | 見送り |
野村證券 | 見送り |
SBI証券 | 落選(ポイント獲得) |
マネックス証券 | 見送り |
楽天証券 | 見送り |
岩井コスモ証券 | 見送り |
水戸証券 | 口座なし |
DMM株 | 見送り |
SBI証券のポイント狙い以外の参加は見送りました。
↓IPO投資で必須のSBI証券↓
日本電解IPOの初値予想
公開価格割れ
日本電解IPOの初値予想は、公開価格割れとします。
公開株数を減らしながらも公開価格は幅広いレンジから下限に近い恰好で決定しており、印象は良くありません。
ただ、海外販売株数が2,319,600株と海外配分比率が公開株数の約41.1%にもなったのは、ちょっと意外でした。
⇒ 日本電解IPOの初値予想とIPO参加スタンス
⇒ 日本電解IPOの評価と初値予想
⇒ 日本電解IPOの上場承認とIPO基礎情報
↓100%完全抽選のマネックス証券↓
日本電解の公開規模は約108.5億円で、VCは計約798.4万株残ります。
VC含む既存株主には上場後90日・180日のロックアップが掛かっており、価格による解除条項はありません。
↓抽選後期型の岩井コスモ証券↓
当初の公開規模(178.0億円)と比べると約39%も減少しており、そのうち約41.1%が海外なので、国内分は約64億円まで縮小しています。
また、同社の手掛ける「電解銅箔」は、車載用のリチウムイオン電池や電子デバイス機器で必要不可欠なモノであり、業績も拡大中という事を考えると、少し妙味があるようにも見えてきます。
しかしながら、日本電解はこのところのIPOで連敗続きであるファンドの出口案件であり、公開価格も上限価格で決まっていません。
あまりに安く沈めばペイロールようにセカンダリーで健闘する可能性もありそうですが、やはり初値は厳しいものになると思われます。
※主幹事の引受価格=1757.5円
予想会社の最終初値予想は、引受価格近辺(1,757円)でのシンジケートカバーによる初値形成としています。
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日本電解IPOの気配運用
日本電解IPOの初値決定前の気配運用は以下の通りです。
・気配上限= 4,370円(公募価格の2.3倍)
・気配下限= 1,425円(公募価格の0.75倍)
・更新時間= 10分毎(下限方向の場合は3分毎)
・更新値幅= 95円
※注文受付の範囲は475円~7,600円です。
↓皆さんの初値予想は?↓
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