GameWith(6552)IPOの初値予想とIPO参加スタンスです。
GameWith(6552)の大手予想会社の評価はC評価⇒(B評価へ上方修正6/20)となってますが、好調な業績や運営サイトの認知度に加え、足元のゲーム関連株の活況を受けて人気化しそうなIPOとなってます。
GameWith(6552)のブックビルディングは本日15日(木)から始まっており、締切は6/21(水)となっています。WIN太郎は本日朝一で既に申込を済ませました^^
A級IPOのSYSホールディングス(3988)やツナグ・ソリューションズ(6551)と同日の上場日となり、その中では3番手の人気となってしまいますが、十分に魅力のあるIPO銘柄だと思われます。
また、A級IPOの2社に比べると公開株数が倍近くあり、主幹事の大和証券もネット配分率が高い(20%)ため当選期待も膨らみます。
GameWith(6552)IPOの仮条件
1,720円~1,920円
GameWith(6552)IPOの仮条件は、想定価格の1,720円を下限としてやや強めに設定されました。上限価格で計算した今期予想PERは約38.2倍、吸収規模は約16.2億円となります。
GameWith(6552)のIPO参加スタンス
大和証券 | 参加 |
みずほ証券 | 参加 |
SMBC日興証券 | 参加 |
SBI証券 | 参加 |
いちよし証券 | 参加 |
岡三証券 | 参加 |
東海東京証券 | 参加 |
主幹事はもちろん、SYSホールディングスの主幹事を務める東海東京証券含めて全包囲網で申し込みます。
口座数が少なくて狙い目の東海東京証券
GameWith(6552)のIPO評価
GameWith(6552)は国内最大級のゲームメディア「GameWith(ゲームウイズ)」を運営しており、最大の特徴は同社に所属するライターが実際にゲームを攻略して記事を作成する点にあります。
今第3四半期では月間8億9030万PV、月間ユーザー数4176万人と順調に増加しており、2017年5月期の業績も、売上高で前期比56.1%増の15.5 億円、経常利益が同84.1%増の6.0 億円と大幅な増収増益の見通しとなっています。
懸念材料はVC(ベンチャーキャピタル)保有株が非常に多い事です。
GameWith(6552)のIPOは最初から公募5万株に対して売出しが約68株と非常に多くなっており(IPOでは公募株数>売出し株数が好まれる)、その売出しで約47万株のVC保有分が放出されますが、放出後でも上場時発行済株数の56%にあたる462万株のVC保有が残ります。
そのうち約82万株は上場日後90日経過、または公開価格の1.5倍(想定で2,880円)以上でロックアップが解除されるため、そのラインでの売り圧力が発生します。
ちなみに残る380万株は、上場日後270日経過後(2018年3月末)までロックアップが解除されませんが、将来的な需給面での懸念材料となり得ます。
これらを勘案して大手予想会社はGameWith(6552)のIPO評価をC評価としており、公開価格の1.5倍(想定で2,880円)を意識した展開になると予想しています。
しかし個人的には、公開価格の1.5倍でロックアップが解除されるのは約82万株(金額ベースで約23.7億円)に留まるため、当日の地合いによっては十分に吸収可能なレベルかと思われます。
ですので、本日からスタートしたA級IPOの動き次第では、大手予想会社が評価をもう一段上方修正してくることも考えられます。
⇒ B評価へ上方修正されました!(6/20追記)
GameWith(6552)の初値予想
2,800円
GameWith(6552)のIPOは、想定される公開価格の1.5倍手前の2,800円と予想します。
当日はA級IPOのSYSホールディングス(3988)とツナグ・ソリューションズ(6551)と同日上場となり、C評価で比較的大きめのGameWith(6552)は資金分散の影響を受けやすい環境にあります。
しかし前述の通り、上場当日の地合い次第ではVC(ベンチャーキャピタル)保有の放出懸念分(82.4万株)を吸収して上抜ける可能性も考えられます。
その為には本日上場のビーブレイクシステムズ(3986)含め、今後続くIPOが初値形成後も順調に株価が推移して欲しいところです。
ロケットスタートも良いですが、行き過ぎて初値天井となるパターンだけは避けて欲しいですね…。
大手予想会社の現段階での初値目途は2,350円~2,750円となってます。※仮条件決定前の数値です
↓皆さんの初値予想↓
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