GENDA(ジェンダ)のIPOは、公開価格の1,770円を約7.5%下回る1,637円の初値となりました。
また、同時上場のクオルテック(9165)も公開価格割れでした(公開価格2,540円⇒初値2,336円)。
GENDA(ジェンダ)IPOの気配推移
売りが膨らむ中でシンジケートカバーの買い支えも玉切れとなり、9時直前の初値合致点は引き受け価格近辺の1,637円前後でした。9時には約134万株の売り越しでスタートしています。
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シンジケートカバーの買い支えは、8時45分時点で40万株、52分で60万株、57分で100万株となり、9時2分時点ではMAX(116.86万株)で投入されていたようです。
8時45分時点
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8時52分時点
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DMM株のフル板は、常に売り買いの合致点が確認できるため、IPOの初値がどの辺りで付くのか容易に確認できます。
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GENDA(ジェンダ)IPOの株価推移
GENDA(ジェンダ)(9166)は9時12分に1,637円の初値を付け、初値形成時の出来高は173.21万株、売買代金は約28.4億円でした。
引き受け価格近辺で入ったシンジケートカバーによる初値形成後に一瞬@1,606円の安値を付けましたが、その後は買い優勢で数分後には公開価格を奪還しています。
その後も買いを集めて一時はストップ高を付け、後場にはストップ高に張り付く展開となりました。
GENDA(ジェンダ)の日中足チャート
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GENDA(ジェンダ)の最終的な出来高は、公開株数の8,959,600株に対して7,550,000株(約0.84回転)、売買金額は約138.08億円で、VWAPは約@1,828.83円でした。
日銀決定会合の観測で大荒れ相場となった中、シンジケートカバーによる初値形成からストップ高に張り付くとは…。
昨年6月に上場したマイクロ波化学(9227)も同じように大幅な公開価格割れからストップ高となりましたが、GENDA(ジェンダ)IPOの公開規模はマイクロ波化学の約7.5倍もある大型IPOです。
弱気の個人が寄りで投げた最初の玉はシンジケートカバーで吸収し、追加の売りはもともと強気だった海外勢やファンドがを吸い上げ、上昇したところで個人を含む短期筋が乗っかってきた格好でしょうか。。
↓皆さんの結果は?↓
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