4/20(金)に上場したHEROZ(4382)のIPOは、上場日から3営業日目の4/24(火)に公開価格4,500円の10.9倍となる49,000円の初値を付けました。
野村証券によると、公開価格に比べた初値の上昇率としては1995年以降のIPOで最大とのことです。
⇒ IPO異例の人気 HEROZ初値は公開価格の10.9倍(日経新聞)
HEROZの初値形成直前画像
HEROZ(4382)のIPOは事前評価も高く、上場前から「記録的なIPOになるのではないか?」との声はありましたが、まさかここまで初値が高騰するとは思いませんでした…。
もし100株当選していれば、初値売りで445万円もの利益を得られた計算です。
単価の高かったIPOバブル期は別として、近年は一撃100万円を越えるIPOも珍しい中、実に400万円オーバーの利益ですからビックリです。
しかしながら、その後は行き過ぎた反動から急落しています。
初値形成後は瞬間的に49,650円の高値を付けましたが、あっという間に特別売り気配となってしまいました。
YouTubeに初値形成時の動画が上がっていたので、記念に貼っておきます(笑)
HIROZの初値形成動画
結局当日はストップ安となり、さらに翌日も大引けまで値が付かずストップ安比例配分(出来高は僅か5,900株)となりました。
そして初値形成から6営業日を終えた現値は26,680円。初値から見ると実に45.6%もダウンしています(怖)
初値上昇率で伝説を作ったHEROZ(4382)IPOですが、その反動も豪快でした…。
HEROZ(4382)IPOのチャート
※クリックで拡大します
今回のHIROZで「IPO投資は儲かる」といった印象がついたかもしれませんが、同時に「怖い」と感じた方も多いでしょうね。
ただ、IPO投資は当選して初値売りが基本なので、今回のHEROZも普通にやれば大きく稼げた案件です。
HEROZのような大化けIPOはそうないですが、今後も美味しいIPOは続々と出てくるので、銘柄を見極めながらコツコツと参加することが大切です。
6月にはメルカリ、秋にはソフトバンクのIPOも噂されているので、チャンスを逃さぬよう今からシッカリと準備しておきましょう。
⇒ ソフトバンクがIPO(新規上場)?過去最大のIPOとなるか?
IPO投資のコツは口座数と継続力です。地道に続けた方にのみIPOの女神が微笑むのは間違いありません。
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