HEROZ(4382)のIPOは残念ながら当選できませんでした…。
最も配分数が多い主幹事のSMBC日興証券でのネット抽選倍率は、最終申し込み番号から計算すると500倍程度だった模様です(推定)。
WIN太郎も店頭で営業マンに土下座してお願いしましたが(もちろん嘘です)、今回は残念ながら頂くことは出来ませんでした。
まだ後期抽選型の岩井コスモ証券とカブドットコム証券が残っていますが、流石に厳しいでしょうね…。
ネット抽選で500倍ですが夫婦で応募すれば250倍となります。それでも確かに狭き門ですが、リスクのない応募だけで数百万円?の利益が見込めるのですから、やはりIPO投資には「夢」がありますね!
大手予想会社では、公募価格4,500円に対して現段階では10,000円程度の予想となっていますが、別大手では最大40,000円との見立てまであるようです。
もしそうなれば本当に凄いですね…。ここまで事前評価が高いIPOはそうそうありません。
仮に40,000円の初値なら、一撃で355万円の利益です(凄) そこまで跳ねれば間違いなく記録的なIPOになりますね。
そこで思い出されるのは、今でもIPO好きの間で語り草となっている比較.com(現在の手間いらず)でしょうか。
比較.com(2477)は2006年3月に上場したマザーズIPOで、公募価格45万円に対し270万円(6倍)の初値を付けました。
公募価格が45万円というのは売買単位こそ違いますが、奇しくもHEROZ(4382)と同じ価格です。
HEROZ(4382)が27,000円以上の初値を付ければその記録を抜くことになりますが、今の盛り上がりからすると決して無理ではない価格に思えます。
↓HEROZの主幹事↓
しかし比較.comが今でも語り継がれるのは、その上昇率や利益額の大きさだけではありません。
初値上昇率で言えば、昨年末に上場したトレードワークス(3997)は公募価格2,200円に対して6.13倍となる13,600円の初値を付けました。
また、金額的にはそれこそ2000年のIPOバブル時代には1単元で1千万を超えるIPOも出ています。
では何故そこまで語り継がれているかと言うと、その時の主幹事だったマネックス証券の当選確率があまりにも高かったからだと思います。
一説には当選確率が15%程度だったと言われおり、マネックス証券で申し込んだ人の6~7人に1人が当選できたのですから凄い事です。
比較.comの公開規模は約25.2億円で株数は5,600枚、主幹事が約8割の割当とすれば、マネックス証券の当選枚数は推定で約4,500枚だったことになります。
そこでマネックス証券がネット抽選100%配分というところがミソですね。正確な数字は不明ですが、応募は3万口程度だったのだと思います。
当時はマネックス証券も日興ビーンズ証券やオリックス証券と合併する前であり、今ほど多くの口座数はなかったのであり得ない数字ではありません。
ちなみにWIN太郎は家族で公募しましたが、残念ながら全て補欠当選。数分の1の確率でも当選は叶いませんでした…。
しかしそこで奇跡が!何と平幹事の東海東京証券で見事に当選! 当然の初値売りで一撃235万円の利益を手に入れることができました。
東海東京証券は口座数が少ないとは言え、自分でもよく当選できたと思ってます。平幹事を侮ってはいけませんね。どこに「IPOの女神」が潜んでいるのかわかりません(笑)
余談ですが、比較.comは見事な「初値天井」となり、その後はダダ下げとなりました(笑)
今回のHEROZ(4382)IPOがどこまで跳ねるか分かりませんが、どうせなら『伝説』とを作って欲しいと思ってます。
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