三菱地所物流リート投資法人(3481)の初値予想とIPO参加スタンスです。
三菱地所物流リート投資法人IPOは、日本最大級の総合デベロッパーである三菱地所と不動産アセットマネジメントの三菱地所投資顧問が手掛ける物流施設中心のリートIPOです。
三菱地所物流リート投資法人(3481)のブックビルディングは本日8/31(木)から始まっており、締切は9/5(火)となってます。
リート(不動産投資信託)IPOはIPO投資では例外的なので、IPO初心者の方はご注意ください。
リートIPOは大手予想会社の評価がないため、通常のIPO投資とは違ってリスクが高いです。WIN太郎も近年はリートIPOで苦労しています。
三菱地所物流リート投資法人(3481)の仮条件
250,000円~260,000円
三菱地所物流リート投資法人(3481)の仮条件は、想定価格25万円を下限としてやや強めに設定されました。上限価格で決まった場合の吸収規模は535.6億円となります。
昨年上場した類似対象銘柄の三井不動産ロジスティクスパーク投資法人(3471)のIPOは、公開規模が602億円で、想定価格25万円に対して25万円~27万円の設定でした。
三菱地所物流リート投資法人(3481)のIPO参加スタンス
SMBC日興証券 | 参加 |
三菱UFJMS証券 | 参加 |
大和証券 | 参加 |
みずほ証券 | 参加 |
野村證券 | ネット応募不可 |
主幹事はリートIPOでもネットで申し込めるSMBC日興証券です。三菱UFJMS証券とみずほ証券は今回ネット経由では申し込めないので店頭から応募します。
枚数的に206,000枚と多いため比較的当選しやすいと思われます。
↓IPO取り扱い最多級のSMBC日興証券↓
三菱地所物流リート投資法人(3481)のIPO評価
リートの中でもネット通販でニーズが拡大している物流施設型のリートは人気が高い方です。
また、リートIPOは利回りも重要ですがそれ以上にスポンサーのブランド力に左右される傾向にあります。
その点では日本を代表する総合デベロッパーの三菱地所が手掛けているので申し分ありません。
三菱地所が手掛けるリートでは、リート株の代表格であるオフィス特化型のジャパンリアルエステート投資法人(8952)に続いて2本目の上場リートとなります。
長期発行体格付(JCR)からAA-の格付けも取得しているため、大手ファンドの組み入れレベルなだけでなく、日銀のリート買い入れ条件(AA格相当)にも合致するため、将来的な買い需要も期待されます。
一口分配金予想と他リートとの利回り比較
既上場の物流系リートや同じ三菱地所系リートの分配金利回りを比較してみました。
※クリックで拡大します
同型リートと比較しても割安感があり、ブランド力や公開規模からイメージ的に最も近い三井不動産ロジスティクスパーク投資法人(3471)と直接比較しても上値余地がありそうです。
三菱地所物流リート投資法人(3481)の初値予想
275,000円(+15,000円)
三菱地所物流リート投資法人(3481)は、公募価格を260,000円として約6%アップの275,000円の初値予想とします。
リートIPOは通常のIPO株とは違い派手な動きはありません。また、公開規模が500億円以上あるため、需給的に初値ベースで買いを集めるのは厳しいかと思われます。
三井不動産ロジスティクスパーク投資法人(3471)も初値は控えめで、その後上昇というパターンでした。
ちなみに、過去の物流系リート5社のIPOは全て初値が公募価格を上回っています。
↓皆さんの初値予想は?↓
IPO新規公開株ブログランキング
はじめてコメントします。
初値予想ではよく参考にさしてもらってます。最近のリートはさっぱりなので迷いましたが、やはりブランド力で全力で申し込みました 。
結果は、日興30口満額、ufjは、妻と二人で70口に対して5口ずつでした。
なんか、極端な気がします。
片山様
コメントありがとうございます。
日興満額とは羨ましい限りです。片山様は極端な結果だったのですね。
私の場合は何れも渋い結果でした…。特にUFJは(笑)
日興も率で見ればわずかな配分です。
今後ともよろしくお願いいたします^^