当時はまさにITバブル・IPOバブルの真っ只中でした。
と言っても、全てのIPOがアゲアゲだった訳ではなく、大胆な公募割れや豪快に乱高下したIPO銘柄も多くあります。
皆さんご存知の楽天(4755)も2000年4月のIPO銘柄であり、公募価格は1株で3,300万円もしました。
こんな価格で一体誰が買うの?と思われるでしょうが、当時はそれでも欲しいという猛者が山程いたのです。
その楽天(4755)の初値は、公募価格3,300万円に対して約40%下回る1,990万円!
もしIPOに当選して初値売りをしたら、一撃で1千万円以上の損失となります…。
しかし株価は翌日に4,000万円まで急回復し、数日後には7,000万円を越えるという凄まじい値動きとなりました。
タラレバですが、セカンダリーで初値買いして翌日に売却できれば2千万以上の利益です(驚)
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当時の店頭市場(現JASDAQ)では、原則的に一日の値幅制限がないマーケットメイク(MM)方式という値付け方式もあったので、楽天(4755)の場合は初値を含めて非常に荒い値動きとなりました。
また、後にホリエモンで話題となるオンザエッジ(その後エッジ→ライブドアを買収してライブドアに社名変更)も2000年の4月に東証マザーズへ上場しています。
ちなみにオンザエッジは公募価格600万円に対して440万円の初値で公募割れのスタートでした。
ITバブルやIPOバブル時代を軽く説明するつもりでしたが、大分長くなってしまいました(><)
さて、そんな中でWIN太郎が当選したIPOは、マザーズ上場3号銘柄となるメッツ(4744)です。
マザーズ1号IPOのIRIやリキッドが壮絶な初値デビューを飾ったので、当然ながらメッツ(4744)IPOの人気も凄まじいものでした。
メッツの仮条件は当初500万円~600万円でしたが、あまりの人気でブック期間中に仮条件が500万円~700万円に引上げられ、最終的には700万円の公募価格で決定しています。
IPO投資で過去最大の失敗!その3(明日投稿)へ続きます
~8/16(水)夕方~8/21(月)まで夏休みを頂きます~
個別のメールやコメントへの返信は22日(火)以降になりますのでご了承くださいm(_ _)m。期間中にIPO承認等が出た場合も22日以降に更新致します。
※夏休み期間中は事前に書いたものを予約投稿しています。
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