Cocolive(ココリブ)のIPO評価と初値予想です。
Cocolive(ココリブ)の上場日は2/28(水)で光フードサービス(138A)と同日の上場となり、IPOの申し込みは2/9(金)からスタートします。
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Cocolive(ココリブ)の概要
cocolive(ココリブ)は、不動産業界向けのマーケティングツール「KASIKA(可視化)」を開発・提供している企業です。
会社名 | Cocolive |
代表者 | 山本 考伸(48歳) |
所在地 | 東京都千代田区神田須田町1-17 神田須田町117ビル 5F |
設立 | 2017年 |
従業員数 | 74人 |
IPO調達資金使途 | 人件費・採用費、サーバー・セキュリティー費用、オフィス移転関連費用 |
Cocoliveは2017年の設立で同年から「KASIKA(可視化)」の提供を開始しており、2022年1月にはLIXILとパートナーシップ契約を締結しています。
Cocoliveの沿革
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不動産業界では、集客・問い合わせや資料請求を受けた後の「追客(ついきゃく)」が課題となっているようで、「KASIKA(可視化)」はそれらを解決するためのITツールです。
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「KASIKA(可視化)」の機能の一つである自動メール返信機能では、ポータルサイトからの問い合わせに対して自社オリジナルの返信メールを自動で送信することができ、不動産会社の営業担当が効率的に営業活動をできる機能を有しています。
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また、「KASIKA(可視化)」は営業活動の管理や属性に応じたメールマガジンの一斉自動送信や、契約確度の高い優良顧客の絞り込みを行うことができる基本機能を有するほか、SMSでメールを送信するSMSオプション機能や、AIで作成した物件の価格査定書を提供するAI査定オプション機能も有しています。
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「KASIKA(可視化)」料金体系は大別して店舗数課金とユーザ数課金となっており、店舗課金では月額利用料金5万円、ユーザ課金では10名以下のユーザまで5万円、11名以降は1名に付き5千円で、その他SMS送信等の各オプションも用意しています。
また、「KASIKA(可視化)」では各オプションも含めいずれにも解約不可の期間は設けおらず、年間平均の単月解約率は約1.1%で(2023年5月末時点)、大手不動産会社から街の工務店まで920社(有料契約社数)に導入されています。
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⇒ 「KASIKA(可視化)」の主要機能(HP)
Cocoliveの業績推移
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CocoliveのIPO評価
Cocoliveの公開規模は想定価格ベースで約12.6億円となり、VCは2社で36.54万株が残ります。
上位株主には上場後180日(VCとエアトリは90日)のロックアップが掛かっており、VC2社とエアトリの残株約58.9万株に関しては、公開価格の1.5倍以上でロックアップが解除されます。
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Cocolive(ココリブ)は不動産業界向けにSaaSサービスを展開するグロース株であり、当日は光フードサービスと同日の上場になります。
同社の「KASIKA(可視化)」はいつでも解約可能なサービス形態ながら契約社数を順調に増加しており、解約率も低いことから利用者側のニーズの高さが伺えます。
グロース株に対する風当たりは引き続き強そうですが、DX化に遅れる不動産業界のマーケットも大きいことからさらなる成長が期待できそうであり、現時点での個人的評価は「C」としておきます。
cocolive(ココリブ)のIPO取り扱い証券
主幹事証券 | SMBC日興証券 |
幹事証券 | みずほ証券 楽天証券 松井証券 SBI証券 DMM株(委託?) |
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CocoliveのIPO初値予想
現時点での初値予想は2,650円としておきます。
※想定価格= 1,780円:仮条件決定前
2/8(木)の仮条件決定後、ブック開始日を目途に改めて初値予想をアップします
↓皆さんの初値予想は?↓
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