田中建設工業(1450)がIPO(新規上場)承認されました。
田中建設工業(1450)の上場日は12/18(火)で、上場市場はJASDAQスタンダードとなります。
主幹事は野村證券が務め、IPOの申し込み期間(BB期間)は11/30(金)~12/6(木)となってます。
本日はアルテリア・ネットワークスのIPOも新規承認されましたが、共に日程の隙間を突く形で上場日が決定しています。
田中建設工業(1450)の事業内容
田中建設工業(1450)は、建築構造物の解体工事並びにそれに付随する各種工事の施工監理を手掛けている企業です。
田中建設工業(1450)は、現況調査、工法の提案、設計、施行計画、外注・資材手配、施工監理、完全管理、原価管理、資金管理、行政対応、近隣対応等の業務全般を提供しています。
また、建築構造物解体工事に関連する土木工事、山留工事、基礎解体工事、杭抜き工事等の施工管理も行っています。
その他、工事に伴い発生する、アスベスト、PCB、ダイオキシン等の有害汚染物質の除去、地下水の浄化、土壌改良等に関しても豊富な経験を有しており、コスト・工期・安全性に優れた、様々な解体工事を提案・提供しています。
田中建設工業(1450)の各種経営指標
※クリックで拡大します
※決算期の変更で36期は6か月間の実績となってます
田中建設工業(1450)のIPO基礎情報
証券コード | 1450 |
社名 | 田中建設工業株式会社 |
業種 | 建設業 |
事業内容 | 建築構造物の解体工事並びにそれに付随する各種工事の施工監理 |
上場日 | 12/18(火) |
上場市場 | JASDAQスタンダード |
公募株数 | 155,000株 |
売出株数 | 155,000株 |
OA | 46,500株 |
想定発行価格 | 2,210円 |
仮条件 | 11/28に決定 |
最低必要金額 | 22.1万円 |
吸収金額 | 7.9億円(想定価格で計算) |
時価総額 | 47.0億円(想定価格で計算) |
BB期間 | 11/30~12/6 |
公募価格決定日 | 12/7 |
主幹事証券 | 野村證券 |
幹事証券 | むさし証券 みずほ証券 ちばぎん証券 東海東京証券 岡三証券 極東証券 岡三オンライン証券(委託t取扱い決定!) |
主幹事は野村證券で、幹事団に岡三証券も入っているので岡三オンライン証券の委託幹事(裏幹事)も期待されます。 → 決定しました!
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田中建設工業(1450)のIPO評価
2016年6月に建設業の許可に係る業種区分が約40年ぶりに見直され、解体工事業が新設・施行されました。
これは戦後70年が経ち高度経済成長時代の建造物が更新期を迎え、また、東日本大震災後の耐震化ニーズの高まりもあり、今後解体需要が更に増加していくことが予見されます。
それに伴い、田中建設工業(1450)は「解体工事業」の建設業許可をいち早く取得しており、業績も順調に推移しています。
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田中建設工業(1450)の公開規模は想定価格ベースで約7.9億円と小型であり、VC(ベンチャーキャピタル)の保有もありません。
筆頭株主のスリーハンドレッドホールディングス(創業者の田中俊昭氏が株式の100%を保有する資産管理会社)が全株式の約86%を保有しており、IPO時に一部を売却しますが、上場後も約70%の株式を保有します。
このスリーハンドレッドホールディングスを含む上位株主には上場後90日のロックアップがかかっています(価格による解除条項なし)
地味目な業態ですが、今後もニーズの拡大が見込める事業であり、公開規模も少ないことから堅調な初値を形成できると思われます。
田中建設工業(1450)の初値予想
一発目の初値予想は11/18(日)か11/19(月)に追記します
※ブログ上部のIPOスケジュールの「評価」欄も後日更新します
※「評価」欄は緑字が仮評価、黒字が本評価、変更があった場合は赤字
3,500円(初値予想第一弾:11/19記)
※二発目の初値予想は仮条件が決定する11/28(水)後にアップします
↓皆さんの初値予想は?↓
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