ソラコムのIPO評価と初値予想です。
ソラコムの上場日は3/26(火)で、IPOの申し込みは3/7(木)からスタートします。
※当サイトには広告(PR)が含まれます
ジンジブの概要
ソラコム(147A)は企業がIoTを導入する際に必要なIoTプラットフォーム「SORACOM」を展開しており、IoTデバイスや通信、アプリケーションなどをワンストップで提供しています。
※クリックで拡大します
※ソラコムは現在KDDIの子会社で、上場後はKDDIの持ち分適応会社になる予定です。
会社名 | ソラコム |
代表者 | 玉川 憲(48歳) |
所在地 | 東京都港区元赤坂1丁目5−12 住友不動産元赤坂ビル 9階 |
設立 | 2014年 |
従業員数 | 100人(連結150人) |
IPO調達資金使途 | 人件費・採用費、マーケティング投資、「SORACOM」拡充のための開発費 |
ソラコムのプラットーフォームを活用したサービスは、日本瓦斯のスマートメーター「スペース蛍」、ソースネクストの「ポケトーク」、ヤマト運輸の「クロネコ見守りサービス」など、多くの企業のIoTサービスが排出されています。
※クリックで拡大します
※クリックで拡大します
ソラコムは2014年の設立で、2016年に米国、2017年に欧州に拠点を設立し、392キャリア/180の国と地域で利用できるプラットフォームを提供しており、海外売上比率は約34.2%、契約回線数は600万回線を超え、販売面では導入を支援するパートナープログラムを構築しており、2023年12月現在で220社超のパートナー企業を有しています。
※クリックで拡大します
※クリックで拡大します
※クリックで拡大します
※クリックで拡大します
ソラコムの業績推移
※クリックで拡大します
※クリックで拡大します
ソラコムのIPO評価
ソラコムの公開規模は想定仮条件の中間値ベースで約105億円となり、一部は欧州及びアジアを中心とする海外市場(ただし米国およびカナダを除く)に販売されます。
また、アセットマネジメントOneが運用するファンドに10億円、既存のVC(同社社外取締役でベンチャーキャピタリストの伊佐山元氏がCEOのVC)に20億円、2/20にモビリティサービス分野で協業の検討を開始したスズキが運営するVCに7.5憶円を上限として親引けで割り当てる予定です(計37.5億円)。
筆頭株主はKDDIで総株数の約58.22%を保有しており、上場時に保有の約24.02%を放出して上場後の保有比率は約44.4%にり、各2.22%(96.24万株)ずつ保有しているセコム・ソースネクスト・ソニー・日本瓦斯・日立製作所・VC1社を含む既存株主と共に、上場後180日のロックアップが掛かっています(価格による解除条項なし)。
↓100%完全抽選のマネックス証券↓
3/26(火)はL is B(145A)・ハッチ・ワーク(148A)・JSH(150A)と共に4社同時上場となり、ソラコムIPOが最も大きな公開規模になります。
ただ、ソラコムIPOは海外への販売があるほか、ファンド3社に計37.5憶円分が割り当てられる予定で、実質的な国内の公開規模はかなり圧縮されそうです。
前受金不要の岡三オンライン!IPO取り扱い急増!
ソラコムの収益はプラットフォーム利用料によるリカーリング収益が約7割を占めており、業績も好調で今期は大幅な増益見込みで、今後もさらなる成長が期待できそうです。
また、コーナーストーン投資家への割り当ても多いことから別の機関投資家の参戦も期待できそうであり、ソラコムIPOは上場時に余計な売り圧力もありません。
まずは仮条件を確認したいところですが、IPOの地合いも良いことから、現時点での個人的評価は「C」としておきます。
ソラコムIPOの取り扱い証券
主幹事証券 | みずほ証券 大和証券 |
幹事証券 | 野村證券 SMBC日興証券 岡三証券 東海東京証券 松井証券 マネックス証券 楽天証券 岡三オンライン(委託取り扱い決定!) DMM株(委託?) |
↓IPO取扱い最多級のSMBC日興証券↓
ソラコムのIPO初値予想
現時点での初値予想は1,120円としておきます。
※想定仮条件= 820円~870円(@845円):仮条件決定前
3/6(水)の仮条件決定後、ブック開始日を目途に改めて初値予想をアップします
↓皆さんの初値予想は?↓
IPO新規公開株ブログランキング
コメントフォーム