シンカのIPO評価と初値予想です。
シンカの上場日は3/27(水)で、IPOの申し込みは3/11(月)からスタートします。
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シンカの概要
シンカは、自動車販売業界・不動産業界・医療介護業界などを中心に、コミュニケーションプラットフォーム「カイクラ」を提供しています。
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会社名 | シンカ |
代表者 | 江尻 高宏(47歳) |
所在地 | 東京都千代田区神田錦町三丁目3番地 竹橋3-3ビル 6階 |
設立 | 2014年 |
従業員数 | 56人 |
IPO調達資金使途 | 人材関連費用、広告宣伝費 |
カイクラは、電話/SMS/メール/ビデオ通話など、様々なコミュニケーションアプリのやりとりを一元管理することができるクラウド型CTI(コンピューター電話統合)システムです。
企業はカイクラを利用することで、異なるコミュニケーション手段でも顧客ごとにコミュニケーション履歴情報が整理された状態で閲覧できるため、担当者以外でもこれまで経緯を把握した上で、顧客対応することが可能になります。
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また、カイクラは他社のCRM(顧客関係管理)システムとも連携することもできます。
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カイクラの主な収益構造は、「カイクラ」を利用するアクティブユーザー(会社)の利用料収入であり、導入時の初期費用、サブスクリプション型の月額利用料、SMSなどの従量下課金の3つに分けられ、サブスクリプション型の月額利用料が売上の約72%(2023年12月期)を占めています。
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⇒ シンカの目論見書
シンカの業績推移
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シンカのIPO評価
シンカの公開規模は想定価格ベースで約7.5億円となり、VC(ベンチャーキャピタル)は10社以上入っています。
既存株主には上場後180日・90日のロックアップが掛かっており、VCを含む16社が保有する159.74万株に関しては、公開価格の1.5倍以上でロックアップが解除されます。
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当日は3社同時上場で3社の中ではシンカのIPOの公開規模が最も小型ですが、3/27(水)は3月末の優待権利日でもあるため、資金分散の影響を考えておく必要がありそうです。
シンカの事業規模はまだ小さいものの、カイクラはSaaS型のビジネスモデルで業績も順調に拡大しており、利益ベースでも前期に黒字に転換して今期も増収増益の見込のようです。
公開価格の1.5倍でロックアップ解除になる玉が公開株数(71.3万株)の2倍以上あるのは気掛かりですが、公開規模も小さいことから現時点での個人的評価は「C」としておきます。
シンカIPOの取り扱い証券
主幹事証券 | SMBC日興証券 |
幹事証券 | SBI証券 マネックス証券 楽天証券 丸三証券 岡三証券 岡三オンライン(委託取り扱い決定!) DMM株(委託?) |
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シンカのIPO初値予想
現時点での初値予想は1,580円としておきます。
※想定価格= 1,050円:仮条件決定前
3/8(金)の仮条件決定後、ブック開始日を目途に改めて初値予想をアップします
↓皆さんの初値予想は?↓
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